神奈川大学美術研究部 『夏展』
神奈川大学美術研究部
『夏展』
2018.8.27-2018.8.29
at WEST 2-B
夏休みシーズン真っ盛りのギャラリーでは今週、夏をテーマにした展示がてんこ盛り。
そのうちの一つ、神奈川大学美術研究部の有志によるグループ展の模様を紹介します。
夏展ということで、参加者の皆さんは夏を感じられる爽やかな作品を制作しています。
色使いに清涼感の溢れた作品。
「夏といえば」をふんだんに盛り込んだイラストレーションです。
ざっと見ただけでもひまわり、アイスキャンディー、浮き輪にスイカなど、夏を想起させるモチーフがかき氷のトッピングとして重なり合っています。まさに夏を詰め込んだ作品ですね。
夏は夕焼け空もドラマチックですよね。
そんな風景を絵画で表現した作品がこちら。
マジックアワーと呼ばれる時間は、1日の中でも夕方の小一時間程度昼と夕と夜の色が粗いグラデーションとなって空に同居する時間は夏の風物詩といえます。
絵の中の海辺はどこのものかわわからないけど、眺めているとなんだか落ち着きますね。
もう一つ夏の風物詩といえばもくもくと空にそびえる入道雲ですね。
学生服の男子高校生が自転車を止め、そんな風景に見入っている様子を描いた作品です。
なんでもない日常の風景かもしれないけれど、こうやって大人になってこんな風景を見ていると、もう戻ってこない貴重な時間だったんだなーとしみじみしてしまいます。
少し感傷的な気分にさせるのも、夏をテーマにした作品の特徴かもしれません。
ここで紹介できる作品はほんの一部。
展示は明日までの開催となりますので、気になった方は是非足をお運びください。
【 展示スペース : WEST 2-B 】