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カメラ係 『きみがいた空想の世界はきみが見ることなくぼくの頭の中ですべて完結する物語…展』


 『きみがいた空想の世界はきみが見ることなくぼくの頭の中ですべて完結する物語…展』
カメラ係
2018.7.14 -  2018.7.16
[WEST 1-C]

『ロマンチックでノスタルジックでドラマチックでファンタスティックなリアリティ』をコンセプトに写真を撮りつづけるカメラ係・りゅうさん。
今回はそのコンセプトに基づきながら、「空想」をテーマとして作品を撮影・展示していらっしゃいます。本展の様子を一部ご紹介いたします。





壁一面に張り巡らされた女性たちのポートレイト。
「きみがいた空想の世界はきみが見ることなくぼくの頭の中ですべて完結する物語…展」という展覧会名のとおり、本展ではある少年が抱く女性たちへの空想の物語を写真で展開されています。
壁を覆うように写真を並べる展示方法は、テレビ局におけるモニターウォールをイメージされているのだそう。少年の脳内をさまざまな空想がめくるめく様が伝わります。


アンニュイな被写体たちと、まるで私的な関係を持っているような不思議な感覚に陥る写真たち。青みがかった色合いが夢のような雰囲気を演出し、幻想的な空気を感じます。しかもすべて無加工とのこと。


1-Cのちょうど窪みのスペースにはセクシーな写真たちも。しかし、この空想を夢見る少年は19歳ほどという設定なので、写真にその核心はうつっていないのだそうです。設定の細かさに目が見開く思いですが、年齢制限もなくどなたにでも美しい画をたのしんでいただけます。


本展では写真だけでなく映像も展示。BGMの音楽の制作にも挑戦されているそうで、心ゆくまでカメラ係さんの描く空想の世界に浸れます。

物語性がつよく、さまざまな見地をもってご覧いただける展覧会です。
会期は明日16日まで。
どうぞお見逃しなく!


●りゅう@カメラ係
『ロマンチックでノスタルジックでドラマチックでファンタスティックなリアリティ』をコンセプトに都内で活動している自称写真家。写真はすべて撮って出しの無加工で絵やCGのような作品を作っている。混沌とした病みときめく青い世界観で写し出した写真が特徴的。その不思議で儚い世界観の写真とカメラ係本人のキャラクターのギャップが大きく、カメラ係本人だと認識されないことが多い。
twitter:@cameragakari


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DESIGN FESTA GALLERY 原宿
Staff Satomi