倉橋舞『ほどほどにほんとう』
2018.3.15 - 2018.3.21
[EAST 204]
モノトーンをベースにしたカタチないものを捉えようとするかのような倉橋さんのイラスト作品が[EAST 204]にて展示中です。
繊細で静か、描かれる人物は物憂げな表情を浮かべているのに、作品から感じられるのは凛とした精神の気高さだったりします。
「なんの絵を描いているんですか?」と聞かれるといつも悩むという倉橋さん。
強いて言うなら、"空気"とのこと。
展示の様子を一部になりますがご紹介致します。
誰かの家の、トイレの壁やクローゼットの扉の内側とかに、私の絵があったら面白いなあと思い、
作品を展示で販売するという初の試みをいたします。
絵に値段をつける行為も作品のうちです。私は算数が苦手なので、変な値段の作品もあるかもしれません。
おや?と思っても、その値段でお買い求めください。
そしてぜひ、ぺろっとどこかに飾ってください。
埃が積もるくらいになったら、そこでやっと完成です。
スペースへ入るといくつもの作品がディスプレイされています。
額に入ったものや原画がそのまま飾ってあるもの、ぐしゃぐしゃにされゴミ袋に入れられたもの、ビニール袋に密封され、無造作にピンで留められたものなどなど。まるで展示空間も倉橋さんの作品のよう。
捉えどころのないものにカタチを与え私たちに伝えようとする倉橋さんの表現、個人的には大好きです。
舞台の衣装をコーディネートするお仕事をされているそうですが、いつかご自身で洋服も作ってみたいとのこと。そちらも今後が楽しみですね♪
グッズも販売。大きめのポーチやサコッシュなど。
これからの季節、大活躍しそうなアイテムですね♪
展示は3/21(Wed.)までとなります。
最終日は祝日ですので、お時間のある方は是非。
販売されている作品もお手頃な価格ですので購入もアリですよ!!
ご来館お待ちしております。
出展者プロフィール
<倉橋 舞>
1992年7月15日生まれ。
2011年よりゆるりと活動。
2年に1度くらい個展を開催。
絵を描いたり、舞台の衣装を担当したりしています。
何ができるかはよくわかりませんが、手を動かす仕事ならなんでもしたいと思っています。
Instagram:@kurashima_hi
DESIGN FESTA GALLERY 原宿
Staff Jun