シブヤ大学写真部 写真展
2018.2.10-2018.2.12
at EAST 101-b
NPO法人シブヤ大学に学ぶ有志が集まった写真部のグループ展示会。
創設から1年となる本展示では部員13名が作品を展示しています。
「シブヤ大学」は生涯学習を提供するNPO法人。渋谷の街全体をキャンパスに見立て、すべての学びたい人に学びの場を作る活動をしています。
シブヤ大学写真部さんはそのシブヤ大学の写真好きの方々が集まった部活動の一環。2017年2月に発足し、このたびその集大成として展示を開催することになりました。
毎月一回のミーティングと年4回の撮影会をメインに活動をしているというシブヤ大学写真部。
スペースに入り順路の一番はじめの一角には、その活動中に収められた写真が撮影者ランダムに展示されています。
紫陽花に海、花火や紅葉などなど季節を感じさせる写真がたくさん展示されています。
写真経験はバラバラで、はじめたばかりというひとも多い今回の展示ですが、そうと知らなければみなさんかなりの経験者なのではないかと思ってしまうほど、どれも素敵な作品ばかりです。
中野 宏紀『海のある風景』
何でもない風景だとしても時間帯を選べばとんでもなくドラマティックな一瞬になる。
とくに海辺は波が寄せては返し、水面に反射する太陽の光も刻一刻とその色を変えていくので、一つとして同じ写真は撮れません。
そんな変わり続ける海の、一番美しいと思う瞬間を捉えているのがこちらの作品。
時間帯によっていろんな表情を見せる海の一瞬一瞬を、丁寧に撮ったということが感じられます。
吉川 真以『いいおとな展』
先ほどとは趣の異なる写真ですが、このプライベートな距離感がすごく良いです。
タイトルにある「いいおとな」という言葉。例えば「いいおとながゲームばっかりやって〜」とか、「いいおとなが子どもみたいな真似をして〜」とか、比較的ネガティブな文脈で使われることが多い気がします。
ですがこの作品を見て素直に、「あー、おとなっていいなー」と思いました。肩肘を張ってばかりではなく、オンオフの切り替えが出来て、遊ぶときはしっかり遊ぶ!これこそが「いいおとな」なんだと、この作品を見て感じました。
会場にはここで紹介した以外にもたくさんの作品が展示されています。
展示は明日2/12(月)まで。ぜひ足をお運び下さい。
シブヤ大学
http://www.shibuya-univ.net/
【出展スペース:EAST 101-b】