こんにちは!
みなさん作品を製作するときにどんなものからインスピレーションを受けますか?
ずーっと製作を続けるのって難しいですよね。
人間の集中力が続くのは90分程度とか言われてますし……
アウトプットするためにまずはインプット!
ここでは、独断と偏見で選ぶ「アートを感じる映画10選」のご紹介!
映画とか音楽とか、アウトドアとか恋愛とか、人生経験あるのみです。
よいものをつくるためにはよいものを知る。これきっとダイジ!
「サクリファイス」
「サクリファイス」(原題「Offret」)1986映像美と言ったらまずはこの人、ロシア(旧ソ連)のアンドレイ・タルコフスキー。
「ノスタルジア」とどちらにしようが迷いましたが、彼の遺作であるこの「サクリファイス」もひたすら美しい。
6分にも及ぶロングテイクは緊張感を通り越して笑っちゃうくらい凄みがあります。
勝手に逃げろ/人生
「勝手に逃げろ/人生」(仏「Sauve qui peut (la vie)」)1979記念すべきゴダールの「商業映画復帰第一作」として知られる「勝手に逃げろ/人生」は、ゴダールの作品の中でも比較的取っ付きやすいと思われます。
『勝手にしやがれ』や『気狂いピエロ』などの代表作はよく取り上げられるのでここではあえてこの作品をチョイス。
本作の一部で観られるスローモーション撮影は一度見たら強く記憶に刻まれます。
父帰る
「父、帰る」(露:「Возвращение」)2003個人的にイチオシしたいのがこの「父、帰る」。
毎年1度は見返しています。
アンドレイ・タルコフスキーの再来と言われたアンドレイ・ズビャギンツェフ監督の作品で、最初から最後までとにかく美しい映像が流れ続けます。
説明くさくなく、五感を研ぎ澄まして楽しめる映画。
アンチクライスト
「アンチクライスト」(原題「Antichrist」)2009デンマークが生んだ奇才ラースフォントリアー監督の作品。
息子を失った母と、母を支えるセラピストである夫が主な登場人物。
静かな狂気を感じさせます。映像の美しさは言わずもがな。
ラースフォントリアー監督が提唱した映画運動“ドグマ95”的なカメラワークと、きっちりとセットして撮られた場面との対比にヤラれます。
オール・アバウト・マイ・マザー
オール・アバウト・マイ・マザー(英題:「All About My Mother」)1999
スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督による作品。
スペインらしい印象的な赤を多用した美しい映像と共に、女性の持つ(深い意味での)魅力を感じられます。
隠された記憶
「隠された記憶」(仏: Caché、英: Hidden)2005
その特異な作風からファンが多いオーストリアのミヒャエル・ハネケ監督も外せません。
この映画にも賛否両論はあるようですが、それは彼の作品殆どに言えることなので気にしない気にしない。
ちなみに、今作は音楽をまったく使用していません。
「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」
Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち (Wim Wenders - Pina Bausch - MuseumViews - 5) 2011
伝説的なコンテンポラリー・ダンスの振付家ピナ・バウシュを撮ったドキュメンタリー映画。最高にかっこいい。
ドイツの巨匠ヴィム・ベンダース監督作品。
「パリ・テキサス」は誰がなんと言おうと名作。
夢
「夢」1990黒澤明監督によるオムニバス映画。
黒澤明監督が見た夢を元にしてつくられているだけあり、現実離れした映像の作り込みとストーリーが見所。
「日照り雨」「桃畑」「雪あらし」「トンネル」「鴉」「赤冨士」「鬼哭」「水車のある村」という8つの短編映画集。
ストレンジャー・ザン・パラダイス
「ストレンジャー・ザン・パラダイス」(原題:「Stranger Than Paradise」)1984ジム・ジャームッシュ監督の長編映画第2作目のロードムービー。
近年、画家としても活躍中のジョン・ルーリー主演。
映像内の音楽も彼の作で、いちいちかっこいいんです。
8 1/2
「8 1/2」(原題:Otto e mezzo)1963
フェデリコ・フェリーニ監督の8作目の作品。
現実と虚構の世界が交錯する構成で観れば観るほど味わい深くなっていく。
劇中の「人生は祭りだ 共に生きよう」は映画史に残る名言。
まとめ
さてさて、観たことのある映画はありましたか?
映画って面白いですよね。
映像、音楽、ドラマ、全てが複雑に絡まってつくられる総合芸術はインスピレーションの源泉です。
自分の好みになったアートを感じる映画を探してみてはいかがでしょうか?
人生は祭りだ!楽しんだものがちですよ!!
それでは、また。
DESIGN FESTA GALLERY
chida