「LIFE ON EARTH」展はあらゆる生物のアートの企画展です。
この記事では、陸エリアであるEAST館 201、202の作家さんをご紹介します。
201
「A」ブース : せとちあき 『どうぶつたちと、えがおの世界を。』
「B」ブース : 渚 『戦国すずめと変な仲間たち』
「C」ブース : 中町綾花 『LIFE ON EARTH』
202
202
「E」ブース : 西浦 康太
「F」ブース : 若キミ子 『The LARVA』
「H」ブース : カノアオイ
「A」ブース : せとちあき 『どうぶつたちと、えがおの世界を。』
動物と人間の共存をコンセプトに創作活動をされている、せと ちあきさん。
クマのぬいぐるみが旅する様子を撮影した写真はまさに可愛いの一言。
にっこり笑顔で観光地を巡るクマはまるで生きているかのようですね。癒されます。
先にご紹介した旅するクマのポストカードのほか、絵本やアクセサリーなどの販売もございます。
ハンドメイドの一点ものもございますので早い者勝ちですよ!
「B」ブース : 渚 『戦国すずめと変な仲間たち』
鎧兜を身に纏った『戦国すずめ』、ミジンコからなんと人間の手足が生えてしまった『たくましいミジンコ』、黒ブチ柄の『だるめしにゃん』。
各キャラクターをモチーフにしたグッズを販売中です!
有名な戦国武将達の鎧兜を身に付けた戦国すずめの缶バッジやストラップ、だるめしにゃんのグッズなどが陳列しています。
日常的に使用できるグッズも多数ございますので、かわいいキャラクターたちといつでも一緒にいられますよ♪
どんな突然変異があったのか非常に気になる、たくましいミジンコです!
ムキムキニョキニョキと生えた手足からは、確かに逞しさと無限の可能性を感じます!
ぜひこのTシャツを着て街に繰り出したいですね。
EAST館1階トイレ内でも、たくましいミジンコのステッカー等販売していらっしゃいますのでぜひチェックしてみてくださいね。
「C」ブース : 中町綾花 『LIFE ON EARTH』
陸上生物の中でも”ヒト”に焦点を当てた中町綾花さん。
「世の中の人々が生きることに対してどのように向き合っているのか」をテーマに、ポスターに仕立てた作品です。
『ヒトは時にして弱くもろい。ここで死ねたらと考える。』
キャプションを読みながら、確かに誰でも一度は考えたことがあるのかもしれないなと考えさせられた作品。
こちらに向けられた背に、哀愁のような、そのまま消えてしまいそうな危うさを感じました。
『知らないことを知りたい。』
こちらはポジティブなメッセージ性のある作品。
「知らないことを知る」ことでその人の世界はどのようにでも変容します。
ポスターに書かれた「生きること。」の文字。
皆さんは”生きる”ということに対して、どのように向き合っていますか?
instagram:@mabo_55813
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展示スペース202の作家さんをご紹介します。
「E」ブース : 西浦 康太
様々な動物の顔面を、粘土を用いて立体的かつリアルに作りこんでいる西浦さん。細く伸ばした色とりどりの粘土で、毛の一本一本まで繊細に再現しています。
離れた所から見ると立体的に見え、近くに寄ってみると細かな部分まで表現されていることが分かります。
スペース内には制作過程を追ったタイムラプス動画も設置されております。
こちらは壁にかけてある作品とは違い、まだ粘土のみの状態で裏面も見られる作品。
作品の端の方を見ていただくと、制作方法が分かりやすいのではないでしょうか。
粘土の一本一本がこの立体的なフクロウを生み出すんですね。
イヤリングやピンバッジ、キーホルダー、ステッカーなどのグッズの販売もございます。
お気に入りを見つけにいらしてください。
「F」ブース : 若キミ子 『The LARVA』
筑波大学で油絵を専攻していらっしゃる、若キミ子さん。今回はご自身が育てていらっしゃるというミヤシタシロカブトの幼虫、ギンちゃんから着想を得たという油絵を展示されています。
大きくカラフルにそして力強く、ギンちゃんが描かれています。
丹念に描き込まれたどの作品からも、ギンちゃんへの愛情が感じられるようです。
若さんに今回の展示についてお聞きしたところ、「昆虫が苦手な人にも見てもらえるものを」と考えながら制作されたそうです。
確かにどのギンちゃんも素敵だと感じました。
こちらは他の作品よりもイラストレーション的でどこかオシャレなギンちゃん。
キャンバスの滲みがまた良い味を出しています。
若さん曰く、普段は他の作品と同様に厚塗りで描かれることが多いそうで、この『FACE』という作品は滲みや余白など実験的な試みをされることを意識したそうです。
「H」ブース : カノアオイ
カピバラが大好きで今回その愛を形にしていらっしゃったのはカノアオイさん。
すべてカピバラをモチーフにした作品ですが、油彩や水彩、粘土に羊毛フェルトと素材は多種多様です。
展示スペースはカピバラの親子や食事風景、他の動物と戯れている光景など、カピバラののほほんとした癒しオーラで溢れています。
作者のカノアオイさんにカピバラのどんな所に惹かれるのかお聞きしたところ、「自然体でまったりしており、見ていて癒されるところ」とお答えになり、なるほどそのイメージがそのまま作品にもよく現れているなと感じました。