咲の字。
『あの子 と この子 展』
2017.8.22 - 2017.8.24
[WEST 1-F]
一歩足を踏み入れると、淡いパステルカラーで彩られた空間。
デジタルで描かれた人物画には、一枚一枚に物語が。
咲の字。さんの世界観を覗いてみませんか?
多摩美術大学に在籍している咲の字。さん。
今年から学外で展覧会をするようになったとのこと。
経緯をお伺いしたところ、ご自分の表現方法や作品に対して世間からどういった反応があるのか、学校から飛び出して新鮮な感想を聞いてみたかったとのことでした。
入口から入ってすぐ右、新作の『バクとシラ』というタイトルの絵本調の作品がお出迎えです。
順路に沿って鑑賞します。
少し切なくも優しいストーリーが展開していきます。
個人的に、胸がキュッと詰まる感動的なお話だと感じました。
今後製本したいとおっしゃっていましたので、どこかでまた別の形でお目見えするかもしれません。
制服を身にまとった、架空の学校の生徒たちを描いたという作品。
壁一面に飾られたその量にまず圧倒されます。
生徒一人一人に物語がありそうな、意味ありげな視線や仕草。
ぜひ近くでじっくりご鑑賞いただきたいです。
こちらは以前の展覧会『ジト目展』『メンヘラ展』に出品したものの中から、特に気に入ったものを今回展示されているそう。
作品テーマもさることながら、ブルーとピンクの美しい色彩にも注目したいところです。
そしてこちらはなんと初めて(!)デジタルで描いた作品なのだそう。
優しい雰囲気の色と輝く髪に目を奪われます。
なんとも初めて描いたとは思えないクオリティーに脱帽です。
展示室内ではポストカードやスマホケース等の物販も行われております!
咲の字。さんの作品をご自宅でも鑑賞できるチャンスですので、ぜひご利用ください!
今回お話を伺ってみて、とてもチャレンジ精神に溢れている方だなあと感じました。
今後も精力的に発表を続けていきたいと語った咲の字。さんのご活躍に期待です!
展示は8/24(木)まで。
ぜひお立ち寄りください。
DESIGN FESTA GALLERY 原宿
Staff Tanaka