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『ART ROOTS FESTA 5』2017.8.25 - 2017.8.27


『ART ROOTS FESTA 5』
2017.8.25 - 2017.8.27
[WEST 1-F]

アートプロデューサー色(shiki)さん主催の企画展『ART ROOTS FESTA 5』。
今回は総勢約12名の作家さんが集まって、絵画、イラスト、グラフィック、写真、雑貨など...。
様々な作品が一つの部屋に凝縮された展示会場の様子を一部ですがご紹介致します。


ART ROOTS FESTA』とは
「アートの根源とは? それは自由であり、純粋に楽しむ心である。」
をコンセプトにしたアートイベント。
芸術の無限の可能性を楽しみ感じられる企画です。


スペース内は多くの来場者様の姿で連日賑わっていました...♪
ひとつひとつの作品が見応えのある作品ばかりで、ついつい時間を忘れて鑑賞してしまいます。。




透明なアクリル板で挟み込むようにして額装されていた切り絵作品。
花の輪郭線を構成している黒い紙の部分は通常通りの切り絵作品ですが、
その裏側から色のついたフィルムを貼り付けることによって、
まるでステンドグラスのような、光によって表情を変える立体的な作品となっています。




こちらの可愛いらしい猫は遠くからでもインパクトのある水墨画作品(!)です。
眼元にフォーカスされていますが周囲は水墨画による淡い表現によって
次第に下地の色と溶け合い猫の表情が紙の上に浮かび上がったような面白い作品でした。




こちらも目を引いた猫作品。武装した猫たちが武器を携えこちらを見据えています。
背景にあるストーリーも気になってしまう作品でした。
作品自体は掛け軸に綺麗に軸装されており、このまま床の間に飾っておきたくなります^^




こちらは個人的に気になった作品で、他の作品も見てみたくなりました。
セクシャルなイメージを想起させる部位や何か言いたげな視線を個人のバランス感覚によってうまく構成しています。生のチューブから取り出したままのような、ときにボリューム感のある絵の具が勢いよく画面の中を走っています。まるで抑えられない衝動を絵にしているかのような作品です。
説明的過ぎず色調を抑えながらリズミカルに構成された画面からはまるで音楽が感じられるようでした。(実際に絵をもとに音楽を制作された方の作品も併せて展示されていました)




最後に最終日に集まられた出展者の方々を記念に一枚撮影させていただきました。
様々な雰囲気の作品が交錯し合い、一つの豊かな空間となって
とても見応えのあるグループ展示でした。

次回の展示ではどのような作品が見られるのか、
今から楽しみです^^




- 出展者 -

主催/企画/プロデュース
アートプロデューサー 色(しき)

2013年よりフリーのアートプロデューサーとして活動しはじめる。
「アート界を盛り上げる」という考え方を軸に、キュレーションや個展のプロデュース、アーティストの活動支援などに取り組んでいる。
所属という柵(シガラミ)の不自由さに疑問を感じ、アーティスト活動の
自由を伝えるべく『此岸集』を立ち上げる。
他にも日本のスカル界隈を盛り上げるために『SKULL GALLERY JAPAN』の活動を始めるなど、数々のプロジェクトを打ち出している。

【出展作家】 
Iga
Jun - Cutout Artist
noe - artist / artproducer / designer
Noriko - 点描画家
yui - 抽象画家
・飴ほあた - イラストアーティスト
・久保 俊太郎 - 動物戯画作家
・黒江湖月 - フラクタルアーティスト
・寺坂泰則 - アーティスト
・白野
・本田一誠 - 現代日墨画協会 理事審査員 / 全国水墨画美術協会 無鑑査
・木村文香 - 東京藝術大学油画科2年

ART ROOTS FESTA 公式サイト





【展示スペース:WEST 1-F】
Staff Jun