嶋 豹『Redemarrer』
2017.6.9 - 2017.6.11
[WEST 2-E]
以前はデザインフェスタギャラリーでも「司馬新兎」として活動されていた写真家さんです。
3年ぶりの個展で今回で4回目となります。
フィルムカメラ、デジタルカメラでオールジャンルで写真作品を制作されていますが、
今回も人物や動物の写真が多めの個展となりました。
是非チェックしてみてくださいね♪
スペースへ入って一通り作品を鑑賞するとわかりますが嶋豹さんは大の猫好きです。
猫のふとした表情、何気ない表情を捉えてやろうという意気込みが画面から伝わってくるのです。
最も特徴的なのは猫との距離感でしょうか。ご本人曰く「かわいがりながら撮る」とのこと。
真似、できるなら真似してみたいテクニックですね^^
嶋豹さんの作品で外せないのが人物のコスプレ写真。もともと人間というものを被写体として選んだのは「最も多くのものを見ることができるから」。また、コスプレ写真というものを偏見なくもっと多くの一般の人にも見てほしいという思いからも、今回の展示に加えられました。一部の人だけでなく多くの人にも楽しんでほしいというところに嶋豹さんの人柄が窺えました。
そして今回忘れてはならないのが展示タイトルにもなっている「Redémarrer」という作品。ご自身の愛車である目の覚めるような赤いシトロエンを撮影したもの。(左が「旧型」右が「新型」)
「Redémarrer」というのはフランス語で「再開する、リスタートする」といった意味があります。愛車を通してご自身の今後の意欲を沸々と感じさせる作品展となりました。
スペース内では写真集やポストカード、Tシャツの販売も。
是非直接足を運んでお気に入りの一枚を見つけてみてくださいね♪
作品の展示は6/11(Sun)まで。
お待ちしております^^
プロフィール
高校生の頃からフィルムモノクロ写真を始める。
様々なものを撮っていく中で最も多くの面を見ることの出来る人間を撮るのが一番楽しいと感じ、高校二年生頃からポートレート、コスプレ、動物写真を中心に作品作りを始める。デジタルカメラ中心の社会の中、フィルム写真の現像を学ぶことも目的とし、工学部化学系に通いつつ、作品作りを続けている。展示会等で客観的な意見や感想を聞くことが好きなため、WEBでの作品公開以外に個展などで作品発表することを好む。
DESIGN FESTA GALLERY 原宿
Staff Jun