跡見学園女子大学写真部
2016.9.2 - 2016.9.4
EAST : 301
一つの支持体に複数毎の写真を張り合わせた
本作が会場の入口を彩っています。
跡見学園女子大学写真部による写真展。
大学生の皆様は9月末くらいまで夏休み、なんて方も多いようで、
本日現在も学生様の展示会が多数開催中です。
本展示会では、夏休みの気分にどっぷりと浸った、
見て・触れて・食べて・遊んで・楽しんだ、写真が展示されています。
「潮」
少々、冷たさを感じる色合いの海辺と空のコントラスト。
この視点からだと、視界の大半を白波が埋め尽くしていて、
空には雲があまり、ない。
空に浮いていたはずの雲が海に落ちてしまって、
まるで景色が反転したみたいに。
「朝焼け」
まるでレンズを用いて、光を集中させ、
景色を焦がすように、焼くかのような一瞬。
夕焼け、日差しが赤く見えるメカニズムを知れば、
「焦がす」というイメージは薄れてしまうだろう。
しかし、そのメカニズムが広く知られ渡る前から、
長きに渡って私達に刷り込まれたイメージというものは、
やはり、どうしても、強烈である。
「食欲旺盛」
展示された写真の中には、
「食事」にまつわる写真が多かったが、
最も強烈だったのはこの一枚。
肉の表面を焦がし、縮み、立ちのぼる煙。
大変原始的な調理方法ではあるが、それ故に、
本能的な飢えに対しては刺激的過ぎる。
まだまだもう少しだけ夏は続きます。
私個人、まだ夏季休暇を取得していないので、
休暇計画の参考にもさせて頂きますね。
跡見学園女子大学写真部
2016.9.2 - 2016.9.4
EAST : 301