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スプリング6カラーズ 『スプリング6カラーズ』


スプリング6カラーズ 
『スプリング6カラーズ』
2016.3.1-2016.3.7 at WEST 1-D

イラストを描いている仲間6人が集まった『スプリング6カラーズ』。
一人ひとり個性はバラバラ、だからこそ見応えのあるグループ展となっております。



Abe Megumi



ご自身が原宿に勤務していると言うだけあって(?)、
作風はジャパニズム全開。
ビビッドな色使いとモチーフはまさに”kawaii”を体現しています。

あさかわまゆの



あさかわまゆのさんはクレヨン、色鉛筆などで心が温まるような女の子のイラスト、
儚げな表情をした少女モチーフのイラストを展示。

どの作品も春が待ち遠しくなる緑、黄色が印象的です。




CHABA



花、赤いワンピースの少女、おさげ。
これだけキーワードを並べるとかわいげなイラストをイメージしますが
女の子は傷だらけなのか体中ばんそうこうが貼ってあり、目線も隠れています。
見た目にはわからない、ダークなバックグラウンドを想像してしまいます。







それは同じく展示されている絵本にも表れています。
『Will you marry me?』と題された絵本のはじめと終わりのページ。
あなたはどんなストーリーを想像しますか?

atelier neuf





がらっと変わってハンドメイド雑貨の作品も。
僕が女の子だったらこういうアクセサリーが似合う女の子になりたいです。
真っ白なワンピースや淡い色のブラウスと相性抜群じゃないでしょうか。

マナカアカリ





半立体ともいうべき作品。
まーるいフレームに世界が詰まっています。

日本がテーマのひとつ目、オリエンタルなふたつ目、真冬のヨーロッパのような街並みのみっつ目。
それぞれのカラーが存分に表現されています。




お相撲さんの分身、ではなく、こうして幾重にもパネルを重ねて作られています。

JUN



外国の絵本を見ているような、どこか西洋の雰囲気が漂う作風が特徴のJUNの作品さん。
写真のうち上の二作は飛び出す絵本の用に、レイヤーが重なって立体的な表現になっています。




家族の風景を立体作品で表現。
心配そうに我が子を見つめる両親。
すぐ下にはペットの犬までが行く末を見守っています。


とある専門学校の大規模グループ展で知り合ったことがきっかけで展示を行うことになった6人。

同じ学校に通いながらも当時は面識がなかったそうですが、とても個性が凝縮された展示として楽しむことができました。


【使用スペース:WEST 1-D】

DF STAFF isaka