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suddenness expo



フォトアーティスト/愛茉さん
写真家:hiroさん
写真家:神田れいさん
アクセサリー作家:晴猫舎さん

四名のアーティストによる合同展
『suddenness expo』
WEST : 1-C にて






現在、『ART POCKET』の会場でも
異なる展示会を催されている愛茉さん

本展示会では、京都の町並みを撮影した
写真作品を展示中です。




展示スペース内は、赤色のライトで照らされて、
既にある光景がこの季節、紅葉を思わせる。

正方形のプリントは、
それぞれがパズルのピースのようで、
碁盤の目のように張り巡らせた京の町のようで。




 アクセサリー作家:晴猫舎さん

外国旅行の際に撮影した写真及び、
アクセサリー作品を展示/販売中です。




生花や松ぼっくりが添えられている空間に、
鮮やかであり、またきらめくアクセサリーが並んでいる。

一つの光景として捉えることが可能ではございますが、
会場の中に溶け込むように飾られた作品の中から、
お気に入りを探してみてください。




写真家:神田れいさん

「水中浮遊」をテーマとし、
金魚を被写体として撮影された写真作品。




愛茉さん同様、照明の色が変えられている。

ここを赤い、水中のようにして。
赤い表皮を持つ金魚の写真と、
白いはずの薄赤色の壁面は、
その境界を曖昧にする。

画面いっぱいの赤みに、
胸が締め付けられる。




写真家:hiroさん

計10枚、A3サイズに引き延ばされた
彼岸花の写真作品を展示。




彼岸花が持つ、
生命力のわき上がりを感じさせる赤みと、
それを引立てる背景色との関係性がお見事。

ここで二作家が会場内で変化させた照明の色が、
朱色である可能性も浮上してくるわけです。

鑑賞者が「赤/朱色」という色に過敏になっている状態も、
鑑賞に深い影響を与えてくる。


観賞後、自分の目が廊下にある白色のライトに晒されて、
あぁ、良い異質さに包まれた会場であったと気付く。

その感触、是非会場で。

愛茉・hiro・晴猫舎・神田れい 
『suddenness expo』
会期:2014.9.28 - 2014.9.30


(ぱんだ)