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DANCE - イラスト、器、ファッション、動く三人展 -


DANCE
武居みき子・毛利記代子・深町玲
- イラスト、器、ファッション、動く三人展 -

異なったジャンルで活躍する3名による合同展示会。



深町 玲
インドネシアの伝統的な染色方法である、ろうけつ染めの生地を使った服を制作されています。
エスニックな柄と、独特のシルエットをした服が並びます。
日本のみならず、インドネシアで芸術を学んだ深町さんだからこそ出来る芸当です。


ご覧の通り、色、柄のバリエーションは様々。
服に用いられる柄、素材などは現地の風土や環境に沿ったものが用いられる。
そこにどうアレンジを加えていくか、想像するだけでもわくわくしてくるような思案がここには詰めこまれています。


武居みき子
木製パネルにペンで彩色。
普段はモノクロでの制作をされているそうですが、ダンスという今回のテーマに沿ってカラー作品を制作/展示をされています。



武居さんの作品はモノクロでも構図や色の使い方からリズムが感じられるのが最大の特徴。
上の作品は鳥の配置、円の色でリズムを生み出しているのがわかります。
まさにダンス。静止していることを感じさせないというのは、技術、経験があってこそのもの。


毛利 記代子
陶器作家。暮らしのあらゆるシーンに息づく「つちもの」を形作られています。
陶芸インストラクターもされている実力者。



若者の陶器離れが深刻ということもあり、
毛利さんは少しでも多くの方に陶器の魅力に関して知ってほしいという願いで陶器を作り続けています。そのため価格もお求めやすいものに。

どのうつわからも感じるのは、人肌によってつくられたぬくもり。
日常を共にし、生活空間に空気と同じように違和感なく居座ることが出来るもの。





- 作家プロフィール -

武居みき子 - イラスト
1972年 東京生まれ
1995年 多摩美術大学 卒業
1997年-1999年 インドネシア ジョグジャカルタ芸術大学 在籍
現在 大分県中津市在住

毛利記代子 - 器
1972年 鹿児島生まれ 東京育ち
1997年 女子美術大学芸術学部工芸科陶芸 卒業 麻布工芸館『卒業制作展』 同年 平安陶芸教室就職 名古屋へ移り住む
1999年 平安陶芸教室(栄教室)退社
2012年 フローラルガーデンよさみにてマルシェ出店開始
2013年 名古屋市 食堂カフェTakemokuにて展示・販売 碧南市 白竹木材にて 展示・販売 等々 現在 名東区にて 作陶と教室の日々

深町 玲 - ファッション
東京生まれ
1975年 - 1980年 インドネシア共和国首都ジャカルタ市在住
1988年 - 1992年 田園調布美術学院にて学ぶ
1995年 桑沢デザイン研究所ドレスデザイン科卒業
1995年 - 2000年 インドネシア共和国国立芸術大学工芸科正規留学(ジョグジャカルタ特別州)
1998~現在 ファッションデザイン(オリジナル創作服の制作・個展・販売)・コラージュ・絵/インドネシア語講師
受賞 : 創作パフォーマンスアート「ファッション・パフォーマンス」オーディエンス賞受賞 青山スパイラル・インディペンデント クリエーターズ フェスティバルにて(2002年・東京)



(chida)