4スペースで日東駒専展が行われております。テーマは「それぞれの世界」
スペース毎に紹介して行きます。まずは2-A。日大理工、駒沢大学の作品が展示されており、さらに渉外スペースも設けられており、連日賑わっております。
4スペース見て来て面白いなと思ったのは、それぞれの大学のカラーがあること。学んでいる学科から見えてくる興味の違いや、その大学の施設による媒体の違いなどによっても、それぞれの美術部の特色が出ています。
まず駒沢大学からご紹介。
さすが文系の学科が中心の駒沢大学、文学的/芸術的素養が感じられる作品が多いように思います。
「大好きなローバーミニをブッ壊してみたかった」とコメントにある、一年生の藤浪さん。上手いです。ミリタリー好きで零戦なども描いているという噂を聞きました。この画力で零戦、見てみたい。
こちらは歴史を学んでいる高樋さんの作品。家にあったものを描いたといいますが、グノーシスの本にTwiningのレディ・グレイ、そんな高樋さんは中世ヨーロッパが特に好きだとか。
以下は日大理工の紹介です。
さすが理系という作品が多いです。
こちらの劉さんの作品の説明には「微生物やDNAのらせんモデル、精子のような形など、好きなカタチを表現しました」とあります。
左が 木村さんの作品。グラフィティが好きだという木村さんは、人道的なテーマをデザインでスマートに見せています。右は ギャラリー常連、平井くんの作品。今回は写真じゃないのか、そうか。
こちらは建築を学んでいる沖田さんの作品。「境界をあいまいにする」というのがテーマの一つです。これからの建築(とりわけ3.11以降のあり方)について、来年度の研究テーマと合わせて、色々話を聞かせてくれました。
こちらは長谷川さんの「夢を見たよ」というタイトルの作品。「それぞれの世界」という今回のテーマを考えて考えて、「夢」になったとのこと。自分は後ろの狼だそうですが、前の少年が長谷川さんに似てます。
DF STAFF KOZUE
カテゴリー:
Design Festa Gallery 原宿
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