ガマズミ『愛着待逢室』
[WEST 1-G]
2022/10/14 - 10/16
約8年想いを寄せた好きな人からの言葉や、その人の好きなものに影響された写真とコンセプト。
ガマズミさんの一途な想いがたっぷり詰まった、ピュアで、切なくて、残酷な写真展をご紹介いたします。
次の年齢を迎えるまでに個展をしたい、という目標があり、それが叶った本展示。
ガマズミさんが約8年片思いをされている大好きな人から「ゴスロリで血まみれが似合いそう」とぼそっと言われたことがきっかけで、その言葉通りの姿で撮影された写真が多く並びます。
楽しそうに、時には怪しげに笑うガマズミさん。
白飛びで、夜に撮影された作品がご自身に合っていると話してくれました。
コラージュやイラストもガマズミさんご本人が手掛けたもので、レトロ感のあるCDやレコード風のデザインもカワイイ。会場の至る部分にこだわりが詰まっています。
好きな人がゲーム好きだということで、ゲームの画面風のデザインも。
約8年という長い間、ずっと同じ人を想い続け、ゴスロリ姿で血まみれで、個展会場には手作りのカッターの装飾もたくさん飾られていて、メンヘラと言えばそうなのかもしれませんが、「メンヘラ」という単語だけでは言い表せられないほどの、彼女の一途な想いや楽しげに撮影されている姿からガマズミさんの人としての魅力がひしひしと伝わり、ちょっとだけ切なくもなりました。彼女の想いが実ったらいいな。
また、ガマズミさんは被写体モデルというよりは、思い出作りとして撮影をされているようです。デザインフェスタギャラリーで撮影された写真もあり、嬉しくなりました!
展示は本日まで。ぜひご覧ください!
作家情報
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staff Hiyori