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シホ・金平糖(sutas) 『紙に花咲く姉妹展』


















シホ・金平糖(sutas)

『紙に花咲く姉妹展』

2021.3.11 - 2021.3.14

[EAST 203]


紙に花を咲かせて、繊細で美しい切り絵の世界に誘ってくれる、

まるで本物の姉妹のように優しい雰囲気を持つ切り絵作家のお二人。

2回目となる今回の二人展も、存在感と美しさに圧倒され引き込まれる精巧な切り絵を多数展示されています。

ほんの一部ですが、展示の様子をご紹介いたします。



今回お二人のコラボは同じ額を使用しそれぞれの世界観を入れ込む二枚の作品が並んでいます。

左側はシホさんによる切り絵作品「海淵の人魚」。
女の子と花のモチーフがメインとなり、海の波から柔らかな髪の毛まで、躍動感を細かく表現する点が特徴的です。
右側は金平糖さんによる花をモチーフにした「薄明」。
近くで見ると毒々しい花芯と優しく咲いている姿が美しい。
朝になると開き、夜になると閉じるを繰り返すアネモネの個性が引き出されています。


切り絵の後ろに重なる水彩のにじみと自然にできた影は、切り絵本体と強いコンストラクトがあり生き生きとしたイメージを感じます。
見る角度によって印象は変わってくる、それは切り絵ならではの魅力ではないでしょうか。


とても繊細でまるで細密画のようです。
一本一本の線を凝視したくなります。



なかなかみられない白い紙を用いた切り絵作品。
春っぱく可愛らしい、ポイントで貼られた金箔は優雅な空気感を感じます。


これは、、、切り絵!?!?
驚くほど繊細な作品。
ドレスのレースの部分に注目してみましょう・・・


網のところはただ細かく切るだけではなく、
たった一枚の黒い紙に、動き、奥行き、質感が全て表現され、
見る側の心を動かしてくれます。


金平糖さんによる花の切り絵がずらりと並んでいます。
水彩の背景と影、一つひとつ額のセレクトまでこだわりがあり、
それぞれの花のイメージを意識的に演出された凝った空間です。


シホさんによる作品は、女の子たちのしなやかな姿、洋服の柄など細かいところまで楽しむことができます。
原画はもちろん、物販コーナーの作品もとても豊かなので、ぜひお気に入りを見つけに来てください。


-出展者-

金平糖

花というモチーフを通して生き物の生命力と儚さを表現する切り絵作家。

細い線と奥行きのある額装で繊細で生命力溢れる花の切り絵を制作している。

多摩美術大学工芸科在学中。

https://www.instagram.com/yougasimoumaizo/

https://twitter.com/wagasiwaumaizo


【出展履歴】

2018年9月 「濃黒切り絵展」にて初出展。初受賞。

11月「デザインフェスタvol.48」

2019年5月 2人展「紙に恋した姉妹展」

6月 「濃黒選抜展」

2020年3月 個展「ほころび」

【受賞、メディア履歴】

2018年9月 SAMURAi賞

2020年2月 名古屋テレビ「ドデスカ!」

2020年10月 SAMURAi賞


シホ

絵本の挿絵のような可愛くも懐かしい雰囲気を目指して表現する切り絵作家。

主なモチーフは少女やクラゲ。

https://www.instagram.com/shiho8833/

https://twitter.com/shiho_9630


【出展歴】

2017年11月 「デザインフェスタvol.46」初出展

2018年 9月 「濃黒切り絵展」

2019年 2月 「自在展」

2019年 5月 2人展「紙に恋した姉妹展」

2019年 9月 「自在展弐」


※前回の二人展の展示様子はこちら


【展示スペース:EAST 203】

staff jessie