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モトニ 『グレープフルーツループ』






モトニ 『グレープフルーツループ』
2019.8.16 -  2019.8.18
[WEST 1-D]

早く大人になりたいけど、もう少し子供でいたい。
巡り続けるその気持ちのループを断ち切るべく、
神奈川県立平塚江南高等学校第62期生元1年2組改め「モトニ」による
「グレープフルーツループ」が今始まる!!





20代から30代への移行期を迎え、堂々巡りするその気持ちを、本展示会を通じて作品として昇華させました。
それはただみなさんに作品を見ていただくだけでなく、「モトニ」のみなさんによる、「モトニ」のみなさんのための場でもあるのです。


そしてその気持ちを込めて完成したのがこちらの詩になります。
この詩をテーマとして、モトニの9人のみなさんがそれぞれ作り上げました作品の
一部をご紹介します。



「今日のわたし、どうかな?」

大人になるということは、他人の視線を気にするということ。
鏡と時計の前に倒れ込んだ女性、他人の視線を気にするあまり疲れ果ててしまったのでしょうか。
毎日時間をかけ、鏡に映る自分の姿をチェックする。誰もがやっているであろうことですが、決して容易なことではないという思いが伝わって来ます。



「明日もそうだし、明後日もそう
毎日同じはずなのに、1年後とかその先とか
ちょっと先の話って苦手だな」

大人になるということは、先のことを計画をするということ。
繰り返す同じ毎日の中で先のことなんて考えたって真っ白な空間しか見えないと言わんばかりの作品です。
たしかに筆者も先のことまで考えようとすると頭の中が真っ白に・・!



「割り切れたり切れなかったりの連続を選びとるさなか
好きに生きるのは変わらないことじゃないはず」

大人になるということは、自ら選択していくということ。
割り切れない気持ちと気持ちが縺れ絡み合い、結局分からずじまいになったこと、みなさんにも一回くらいはあるのではないでしょうか。
作品の中の糸の塊もまた、そんな縺れた気持ちを表しているのでしょう。



さて、いくつかの作品を筆者の感想と共にご紹介しましたが、いかがでしたか?
残りの詩の作品はぜひDFG原宿にてご自身の目で直接ご覧になってください。


 また、モトニのみなさんの他の作品を利用したグッズも販売しておりますのでお忘れなく!



本展は2019.8.18(日)まで


Instagram
https://www.instagram.com/motonichan/



[使用スペース WEST 1-D]

STAFF KIM