カナダのモントリオールからやってきたプロジェクト、En Masseです。
En Masseとは、白黒で描く、多くのアーティストが参加しているペイントのプロジェクトです。主な目的はクリエイター同士がコミュニケーションを取りながら描いていくこと。それから、漫画家やタトゥーアーティスト、ストリートアーティストなど、普段はギャラリーに作品が 飾られることが少ない人々の作品をギャラリーに持ち込むことです。
アーサー・ダントーの言う「アートワールド」の文脈を思うと、とりわけ後者は大変興味深く感ぜられます。美術館に並ぶ「作品」とは何なのか。誰が決めるのか。
モントリオールの美術館で10日間、32人で描いたプロジェクトが冊子になってスペースに置かれていました。アーティストたちの作品の入り乱れ具合が大変かっこ良かったです。
http://enmasse.info/project/musee-des-beaux-arts-montreal-big-bang/
北米以外でやるのは、今回が初めてだそうです。
スペースにはたくさんの人が!
先日のデザインフェスタで声をかけられた日本人アーティストや先生をしている日本在住の外国人、昨日知り合った現在アートピースで展示をしているJoelさんなど、国際色に富んだスペースになってます。
白黒に限定しているのは、画風の様々なアーティスト・クリエーターが参加しているので、全体の統一感を保つため。
外のカフェから見るのも乙です。
明日までですので、参加したい人、見たい人など、是非遊びに来てください!みんなフレンドリーで、日本語が出来る人もいるので、その場にすっと溶け込めます。
しかも既に次回の日本でのプロジェクトも検討中なのだとか!「今回の経験を次に活かしたい」とEn Masseのディレクションをやっているメンバーの一人、Rupert Bottenbergさんが語っていました。
http://enmasse.info/about/
DF STAFF KOZUE
カテゴリー:
Design Festa Gallery 原宿
,
kozue