高校時代の友人同士での四人展。
"作楽部。"
展示コンセプト / ワタシの世界、ミンナの世界。
WEST : 1-C にて開催中です。
参加メンバーは以下の四名。
岡村清恵 上原美穂 永野百愛子 伊藤綾香
お一人ずつ作品をご紹介したいと思います。
岡村清恵さん
左「 骸骨と皮 」 右「 向こう側 」
こちら二枚とも油彩。
ぎらつく色彩だけども、主張を控えて、奥に佇む。
上原美穂さん
「 雨が降る前 」
二匹の魚(鯉かな)が泳ぐ姿を俯瞰する図。
モノトーンで描かれており、水の存在が虚ろであります。
もし、水が張ってなかったとしても、
後に降るであろう雨水を受けて、泳ぐことが出来るのではないかと。
永野百愛子さん
「 先 」
F0サイズのキャンバスを8枚組み合わせた作品。
組み合わせのズレ、中央にある空白、描かない部分が
見事に眩しく輝いている。
その亀裂には今はまだ手に入らないものが。
「 たゆたう 」
シースルー状態のタコ。
見た目は水分たっぷりの海月に近い。
穏やかな水の底で、伸びた手足をくゆらせる。
特に意味はないけども、時間は流れてく。
伊藤綾香さん
「 rose 」
時間の経過を思わせる薔薇の色で描かれたフクロウ。
凛々しいフクロウの表情は、薔薇との相性も良いのですね。
フクロウの羽の描き込みと薔薇の輪郭の対比が美しい一枚。
6月23日(土) までの展示となります。