東京工科大学蒲田キャンパスの映画研究同好会です。
30秒の短編2本、50秒の作品1本、去年の文化祭で上映した12分の作品1本、計4本観られます。
自分の学生時代を振り返って、大学の映像サークルってルサンチマンしか伝わって来ない小難しい自己満足作品を想像するんですが(そういうのも好きですけど)、きちんとメリハリがあって伝わる作品だったので、気がついたら全部観てしまいました。
例えば30秒の映像なんて、観るのは一瞬です。でもそれを作るのに多くの行程と多くの人の労力がかかっているのが伝わって来ます。そういうことを考えるだけでもう、応援したくなってきてしまいます。
特に面白かったのは、『沈黙の告白』という去年の蒲田祭で流した12分の作品。
冒頭がこの調子で始まり、他の映像を見て来て、まさか「恋愛」がテーマだと思わなかったので、始めからつっこんでしまいました。
呼び出した好きな人を待ちながら、「どうやって告白したらいいんだ!」と悩む青年。
脚本を書いた方が主人公を演じたそうです。
「書いた時はまさか自分がやることになるとは・・・。色々恥ずかしいです。」とのこと。
部員の少ないサークルに起こりがちな現象です。私にも同様の経験が多々ありますとも!
頭の中の「何人かの自分」が出て来て、告白の方法を検討(妄想)するシーンの数々。
笑いながら見ていたら、12分あっという間でした。
二階の一番奥ですが、是非足を運んで下さい!おすすめです!
DF STAFF KOZUE