WEST : 1-D
ビジュアルに置かれたのはコーヒー。
カフェにちなんだ展示が行われていますよ。
コヒメカ 『コーヒーメーカーはバンバンするものではありません。』
みる/みのべかおり/norico/ノグチ
少しだけ展示風景をご紹介致します。
ノグチさんの作品
シャープな線で描かれたコーヒー。
一枚目の写真は本物のグラスとイラストを組み合わせた作品です。
一杯のコーヒーが作られるまで、
一杯のコーヒー、コーヒーの一滴
見ているだけで、感覚が研がれていくようで。
みるさんの作品
数多くあるケーキのそれぞれを擬人化してしまいました。
「ショートケーキ」
「チーズケーキ」
「モンブラン」
あなたが好きなケーキはどんな子？
みのべかおりさんの作品
ビターな配色で、コーヒーを取り上げています。
ふと、カフェを想起してしまう。
トータルで、最も強い香りを見せてくれたのがみのべさんの作品でした。
noricoさんの作品
みのべさんに続き、ビターな配色で女性を描いたnoricoさん。
擬人化ではないけども。
彼女ら三人のビジュアルは、
コーヒーの甘み、苦みを可視化したものなのかしら、なんて思ってしまったり。
僕は一番手前、白いハンチングをかぶった彼女。
ミルクと砂糖を１つずつ入れたような彼女が好きです。
肌寒いこの季節。
暖かい飲み物は私達の喉から入って、
身体を暖めてくれる。
でも飲まなくても、マグを手にしているだけで。
触れた手のひらは暖かくなるのです。
そして、手にしていなくたって。
湯気が立ち上るコーヒーを眺めているだけでも、
ふと暖かくなるものはあったりします。
2011年が終わる時期に行われた、
ほっこりとした展示でした。
（ぱんだ）
