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EKiMAEDO-Ri 『EKiMAEDO-Ri 出張商店』


夏だ!

海だ!

ゲロTだ!


ということで
EKiMAEDO-Ri himaさん製作のTシャツ「ゲロティー」のご紹介です。
いきなりTシャツ見たら「どうしてこうなった・・・」と呟いてしまいそう、
だけど、可愛いのですよ、これが。


嘔吐物をデザインでくるんで咀嚼してTシャツにアウトプット。
なのに、どうして、こんなにもわくわくするのでしょう。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、
シルクで刷られた生地(ゲロ)が一枚一枚、丁寧に縫ってあります。
だから凹凸だし、全てが違う表情、嘔吐物ですが。

実は僕もデザインフェスタで購入しまして、
日常的に着回していますが、びっくりするほど丈夫です。

ゲロTは作品だし、身につける衣服でもあります。
実用性、耐久性が損なわれてしまったら、
衣類としての機能もそうですが、
作品としても損なわれるものがあるはずです。
この点をおろそかにしない姿勢も僕は好き、そして信頼に近しいものを感じます。

作品が完成したぞ!で終わらない、その先
「作品が手に渡ったとき、着たとき」のことも考えていらっしゃる。


さて、次は、なぜ「Tシャツ」に「プリント」したのか?

デザインにニヤニヤした次はそこを是非考えてみてください。


今回、ゲロTは茶封筒オーラ漂う包装紙に包まれています。

Tシャツを誰かに届ける、じゃなくて
Tシャツも袋も含め、himaさんがトータルで製作した作品を届ける。

包装紙にだって妥協をしない
通常であれば捨てられるであろう袋だって手を加える。


テープだって、インクだって、触れるものすべてが作品なんです。

そんなことを彼女の作品を見て、頭の中で呟きました。


8/14(日)までWEST一階にてゲロT+缶バッチ販売しています。
最終日は僕もゲロTを着て出社予定です。
是非、チェックしてみてください。
ホームページもチェックしてください、是非。


(ぱんだ)