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とろろこんぶ 『The run away dance of Beauty』



とろろこんぶ 

『The run away dance of Beauty』 

2022.1.10  -  2022.1.16

[WEST 2-A]

若きパワーが漲る、学生さん達によるグループ展。
6人が思い描く、異なる「Beauty」の形。

女子美術大の、日本画専攻と美術教育学部のみなさんが集合して、開催された展示。
「The run away dance of Beauty」

全く違う学部のみなさんですが、やってみよう!の一言から仲間を誘い、開催したのだとか。



授業の課題で制作されたものが多く、2ヶ月ほどで完成するそうです。
一つ一つの作品が大きくて、とてもインパクトがあります!!


こちらの「diamond eye」と題された作品
涙型に作られた立体物や、蓮の花なども、全部一から制作されているそう。
キャンバスに描くだけでなく、布やワイヤーなど、異なる素材のものが合わさって作られています。
まるで、絵から飛び出してしまったようです。

涙には、悲しく暗いイメージがありますが、イメージを覆されるような表現。
キラキラ輝く、美しいダイヤモンドに例える表現には驚かされました。



こちらの唇の作品、もともと唇は作家さんご本人のコンプレックスだそう。
自分のコンプレックス、見れば見るほどいろんな発見がある。
見つかるものは欠点だけではない。同時に長所も見えてくる。
しっかり自分自身と向き合い、コンプレックスさえも、制作のパワーに変えてしまう。
作家さんの強い心を感じました。
展示のタイトルにもなっている「Beauty」といワード。
美しさの表現や形は様々ですが、彼女の強い心に、本物の「Beauty」美しさを感じました。

唇の下にある点。
あれはなんですか?と聞いたところ、
嬉しそうに、
あれは見ている人に、一体なんだろう?と思わせたくて付けたんです
と答えてくれました。
トラップに、まんまとはまってしまいました。
強い心を持ちながら、少女らしい一面も見せてくれた作家さん。
ファンになってしまいますね。
あの点、気になる方は、是非作家さんに直接聞いてみてください。




6人6色、造形的で力強い作品から、細かいタッチがリアルな作品まで、一度にいろんな色を楽しむことができます。
お気に入りの作家さんを見つけてみてはいかがでしょうか?


吉本悠華

和田紗代子

木村実華

坪井舞

伊東美欧

<スペース詳細はこちら>

[ WEST 2-A ]


staff:Alisa