前回好評だった、線画をテーマとした企画展が3回目を迎えることになりました!
細かい線、可愛い線、力強い線。それだけで画面に多様な表情や性格をつけることが可能な
「線」を描くという絵の基本作業。遠近も陰影も作品スケールもペンひとつで描き込めてしまう
のが線画の魅力のひとつです。
線を主役に様々な場面と感情、印象を紡ぎ出す作家を一堂に介した
企画展を開催いたします。
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展示名:せんがてん3
会期:2021年 11月28日(日) - 12月25日(土) 4週間
場所:EAST館 アートピース 19スペース (〒150-0001 渋谷区神宮前3-20-2)
ー+・ー+・ー+・ー+・ー+・ー+・ー+・ー+・ー+・ー+・ー+・ー+・ーこのブログではせん・が・てん、スペースAP-11〜19の出展作家をご紹介します。
企画展『せん・が・てん』出展作家紹介vol.1の記事はコチラから。
ペン画を用いて書かれたモノクロの人物と背景の描写がとても繊細で、温度感と空気感が伝わってきます。
来年DFG企画の「にゃんこ展」と「ロボッ展」にも出展を予定されていますので、どんな作品が観られるのか楽しみです^^
E-12 いだ ちえみ 『一日一吐』
せんがてん3では、原画とカレンダーグッズが展示販売されています。
「皆が自分の気持ちを吐き出して生きていけますように」という思いを描かれた作品は、
くすっと笑ってしまいそうなユーモアがありながらも、一つひとつの小さなストーリーに共感を抱く場面が多くあります。
Twitter @idachiemi
E-13 いとうゆり
好きなフランスをイメージした色合いと、ジャポニズムを感じる「間」を組み合わせた作品を描くいとうゆりさん。
明るく大胆な色合いと筆触で描かれたキリンに和柄のようなシンボルが組み合わされた背景となります。
この寒い冬の時期、いとうゆりさんの絵は暖かく優しい気持ちにさせてくれます。
Instagram https://www.instagram.com/ito_yuri_san/
E-14 100%ASPi
お絵描き革職人の100%ASPiさんによる、マッキーを用いてレコードジャケットに描き下ろしたペン画作品が並んでいます。
不思議なキャラクターから、動物まで、模様のようにぎっしり隙間なく描き込まれて、どこか自由で明るい雰囲気を感じます。モノクロなのにカラフルで温かい色が見えてくるのかのよう。
12/14からEAST101-Aで個展を開催されますので、この空間からもっともっと拡大された、100%ASPiさんの世界観に触れ合うチャンスです!
Instagram @100aspi
E-15 鯵野
バーニングペンを用いて、木を焦がしという技法で絵を描く鯵野さん。
ベニヤ版の上で焦がして生み出された様々な絵は、細い線、太い線、濃淡まで繊細に仕上げられていて、この描写力に圧倒されます。
ウッドバーニングならではの、木のぬくもりを感じられる、優しい空間です。
WEB https://www.instagram.com/ajino_shimesaba
Twitter @shimesaba01414
Twitter @shimesaba01414
E-16 切条ルカ
はっきりとした線、髪のツヤの描き方が特徴的なイラスト作家の切条さん。
今回は存在感を放つ大きい作品一点とポストカードが展示されています。
近くでみても手描きだと分からないほど、ペンで描かれた背景と影の表現がとても繊細的。
人物描写だけではなく、危ういセクシーさを演出するのも、切条さんの作品ならではの特徴ではないでしょうか。
Twitter @kirijo_ru
E-17 田島浩司 『スカッド』
今回のテーマは「黒の魂」です。
宇宙的な広がりから内面的な機微まで、スケール感を感じながらゆっくりとお楽しみください。
気ままに描き下ろした線とペン、シンプルでありながらも、「線」を強調するという思いが強く伝わってきます。
すらりと長い足とポップでデフォルメしたセクシーな女の子たちを描くMa9さん。
色鉛筆、マッキー、ペン、アクリルなど、様々な手法で制作された作品が一堂に会します。
アメリカンポップのような丸みのあるフォルムが強調された女の子のドローイングと様々な柄のイラストを貼り合わせたカラフルな空間で、このクリスマス時期を過ごした気持ちにもなります。
Twitter @ONKYOSISONIN
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企画展『せん・が・てん』出展作家紹介vol.1の記事はコチラから。
皆様のご来場を心よりお待ちしております!!