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現代アートから国民を守る党


現代アートから国民を守る党
2020.11.27-2020.11.30
[WEST 1-A]

“この展示の根底にあるねらいは、面白そうなイベント、アブストラクト・イベントを開催するため、仲間を集めることです。”

大量に積み上げられた段ボール、少し不思議な内容の貼り紙、不自然に箱から飛び出る懐中電灯や手。
奇妙な空間の最奥にある、本展の最大の目的とは…?




WEST館最小スペースにあたる1-Aの入り口。懐中電灯の青白い光のみで照らされた暗い空間。
異質な雰囲気を醸しながらも、目に留まる貼り紙はよく見かける注意書き…に見えますが、よくよく読んでみるとその内容は矛盾していたり、当たり前のことが書かれていたり、不思議な文言の数々が至る所に掲示されています。


中には防護服やウィルスに関する文言など、現在の世情を反映したようなインパクトのある小物も。
さらに、入り口には芳名帳ではなく「芳マイナンバー帳」が設置されています。

段ボールの質量感、言葉の数々に圧倒されながら奥に進むと、そこからはなにやら朗読をしている声が聞こえてきます…
スペース内ではなんと作家さんご本人が人の有無に関わらず朗読を行っていらっしゃいました。
朗読されている内容は、2万3000字におよぶという本展のコンセプト。(コンセプト全文はコチラから)
彼の元に到達するまでに施されていた様々な仕掛けは、本展の目的とは全く無関係で無意味なものだそう。
ではその気になる目的とは一体何なのでしょうか…?



本展における彼の最大の目的、それは「面白そうなイベントを開催するために仲間を集めること」。
今回は15個の企画例がずらりと列挙されています。
数多の仕掛けをくぐり抜けて最奥の貼り紙までたどり着いた猛者の皆様、是非仲間の一員になってイベントを盛り上げてみませんか?


<スペース詳細はこちら>

[WEST 1-A]

staff kome