Nakamura Minami 『Solo-Exhibition Nakamura Minami』
2020.10.23 - 2020.10.25
[ WEST 1-D ]
自然と心が元気になるような明るい作品を作られているNakamuraさんの個展が開催されました。今回で3回目となる展示はアクセサリーも多く展示販売されていますよ。
カラフルで見ているだけでも元気が出てくる作品がたくさん展示されており、スペースは半分ずつ絵画とアクセサリーで分けられ、どちらもNakamuraさんカラーが炸裂しています!
モチーフから感じ取れる感覚を色彩豊かに描くNakamuraさん。モチーフそのものの形態を見ている方に伝えるというよりは、モチーフが持つエネルギーを伝えてくれているように感じます。Nakamuraさんは各国に旅行へ行かれており、現地で得た感覚を平面作品へと昇華させています。多数の色が使われているのも、様々な文化が織り交ぜられた感覚をお持ちだからかもしれません。
こちらの作品「リース」は、クリスマスシーズンのオランダ・アムステルダムで各家庭に飾るリースから着想を得て制作されたとのこと。キャンバスも丸いものを使用され、可愛い色合いの花の組み合わせが魅力的です。本物のリースと同じように飾ることができますね。
ポストカードサイズのコラージュ作品も多く展示されています。コラージュされたプリントはNakamuraさんのペインティングと合わさることで、ガラッと雰囲気が変わり、新しいイメージへと生まれ変わります。コレクターがいるほど貴重と言われているヴィンテージのペーパークロモスを使用した作品もあるとのこと!1点ずつ楽しむのも良し。引いて全体を見て楽しむのも良い作品です。
かぼちゃのレリーフはまさにハロウィンの時期にぴったりですね。子どもも楽しめるような色使いが、Nakamuraさんのフレンドリーさを表しているように思えます。
フランスの塩を使用してマチエールを作ったというこちらの作品「バラ」。水彩で描かれた部分に塩を撒くと塩が水分を吸って、乾くと結晶のような模様が表れます。
抽象的表現と平面的な具象表現が合わさって、様々な角度から鑑賞できる絵画になっています。
アクセサリーの種類も豊富で、絵画の世界観と同じ雰囲気を持ち、身に付けたら元気になるような物ばかりです。使用されているパーツは、世界各地の蚤の市で探し出した素材を使われており、アンティークパーツまで使われています。そのため、同じようなアクセサリーが少なく、選ぶのがとても大変!見に来られる方は、時間に余裕を持ってお越しください!
色味や模様、形。国によって特徴のあるものばかりです。とても可愛い!どの国のパーツを使用されたのか記載されていますし、Nakamuraさんにも色々とお話を聞かせていただけますよ!
他にもポチ袋やメッセージカードなども販売しておりますので、お気に入りのペイントが施されたものを見つけてくださいね!