オカユウリ企画グループ展『夏は過ぎたのだ』
2020.9.4 - 2020.9.6
[WEST 1-F]
先月はWEST 1-Dで個展を開いたオカユウリさん。前回から間も無く今回はオカユウリさん企画のグループ展が開催です!ほんのり寂しさを感じる、夏の終わりをテーマにした展示の様子を紹介いたします。9月になると、いつの間にか夏が終わってしまったのだなと少し寂しくなります。
特に今年は例年のような夏の過ごし方をするには難しく、ただ厳しい暑さを感じる中、思うように夏を楽しめなかった方も多いのではないでしょうか。
本展示はオカユウリさん主催の計19名でのグループ展です。展示タイトルの通り、夏の終わりを感じる作品がスペース内にたっぷり展示されています。鑑賞者によって「このような夏を過ごしたかった」、「夏の終わりってこのようだったな」と、ひとつひとつの作品に対して様々な感情が生まれるはずです。
1-Fスペースに入って左側には、主催のオカユウリさんの作品。
主に透明水彩を使用している作品は、瑞瑞しくとても華やか。
オカユウリさんといえば、学生服を着た切ないような表情の女の子の作品、という印象が強いのですが、本展示の作品はより一層儚さを感じました。学生の夏はほんの一瞬で過ぎ去ってしまい、またとない時間です。
力無く向けられた左手を掴みたくなってしまいます。
原画をご覧になる際は、絵の具の厚みや観る角度によって変化するラメの表情もお楽しみください。
まっすぐこちらを見つめる瞳が印象的。瞳は潤み、なにかを心の内に秘めていることがある様子です。向日葵、青空、麦わら帽子、夏のモチーフが描かれていますが、悲しそうな表情とそのモチーフのアンバランスさが絶妙で見入ってしまう作品です。右の作品は部分的にラメで塗られた雲の表現がとても綺麗です。
花火大会でのデート…かと思いましたが、この作品のタイトルは「Imaginary friend」。空想の友人であったとしても、一緒に思い出を作りたいですよね。花火の色が美しさが印象的で、この花火が消えたら空想の友人も目に見えなくなってしまうのではないかと想像してしまいました。
入り口付近の壁面に展示されたポストカードとミニ原画は圧巻です!このスペースだけでも十分な見応えがあります…! アーティストによっては展示している原画作品のポストカードもございますので、気になった作品がございましたらお手に取ってみてはいかがでしょうか。
作者紹介
オカユウリ
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