石川万梨子/はらみ/柾 『本゛能たち』
2019.11.2 - 2019.11.4
[WEST 2-D]
「本"能」と書いて「ボンノウ」と読むタイトルの絵画展示。
作家3人の絵画展を覗いてみましょう。
「本"能」と書いて「ボンノウ」と読むタイトルの絵画展示。
作家3人の絵画展を覗いてみましょう。
展示スペースには数多くの作品が展示されており、3人の作品が無分別に配置されています。各々の作品の雰囲気は異なりますが、バランスよく配置されており、部屋全体が一つの作品のようでもあります。
3人の作家をご紹介します。
石川万梨子
石川さんが描く少女の目は大きく、キラキラと輝いています。この作品は細い線で描かれているので少女のか弱さや繊細な心情が表現されているように感じました。周りの葉っぱ
にも同じような繊細さがあり、リアルのようで夢のような世界観を味わうことができました。
石川さんは他にも「うさぴ」といううさぎのカタチをしたぬいぐるみのキャラクターを描いていたり、ネックレスの販売もしています。
様々な制作方法で作品を作り続けている作家です。
はらみ
はらみさんの絵画は、塗りに勢いがあり生命力の強い絵画です。様々な生物が描かれておりますが、どこか不思議な形態で、この世の生物ではないのでは?と思うほどです。作品を見ていると、動物に植物、あらゆるものに生命が宿っているのだと訴えてくるように感じます。はらみさんは妖怪がお好きということだったので、作品から生命を感じるのは
何か関係あるのかと勝手に考えてしまいました。