『言いたいことは明日言え展』
丸 桃子 & She
2019.8.28 - 2019.8.30
space : EAST102
丸 桃子さんとSheさんによる二人展『言いたいことは明日言え展』。
現在EAST102スペースで開催中です。
子供時代を一緒に過ごし、別々の道を進んだ後、再び再開したお二人。
それぞれの道で芸術と関わるなかで、それぞれが見出しつつある表現。
展示作品を一部紹介いたします。
スペースで一際存在感を放つ立体作品。
金属造形作品は、丸さんの作品です。
丸 桃子
・1998年生まれ
・女子美術大学立体アート専攻
・女子美術大学付属高等学校で絵画(油彩)を学んだのち、女子美術大学立体アート専攻に所属。
・3年次、素材選択にて金属を選択。現在、金属造形を学んでいる。
作品から金属自体がもつ独特の質感を十分に感じることができます。
普段なかなか気づくことがない、着彩による色彩とはちがった金属が発する色味も金属造形の魅力を伝えています。
もともと油画を勉強していたそうですが、立体造形の制作する機会があり、その魅力と出会ったそうです。
平面から立体へという大きな変化ではありますが、
作品には「線（輪郭）」、「色」、「かたち」と変わらないその美しさ、面白さに対する視線が注がれています。
写真作品はSheさんの作品。
She
・1998年生まれ
・東京造形大学写真専攻
・服飾系の高等学校で服飾学んだのち、東京造形大学テキスタイル専攻に入学。
・2年次から写真専攻に転加し写真を学んでる。
人体がもつ滑らかな曲線が印象的に捉えれらています。
もともとテキスタイルの道を希望していたそうですが、
実際に触れてみたところ、予想していた感動はなかったのだとか。
そんなとき、趣味としていた写真を友人など周囲から評価してもらうことが多いことに気づき、
専攻を変えることを決意したそうです。
絵日記としてのフィルム写真たち。
そこにはナチュラルな空気や風景が大切に記録されていました。
それぞれの道でそれぞれが楽しく突き詰めたいものを見つけられた今。
そんな展示空間からは、作品の今後も楽しみに思えてきます。
丸 桃子さん、Sheさんによる『言いたいことは明日言え展』は8/30までの開催。
ぜひ足をお運びください。
>>>展示スペースの詳細はこちらから
