ヨヲグルト
2019.4.1-2019.4.3
[WEST 1-C]
高校時代からの同級生で一緒に上京し、住まいも同じ、とても仲が良いNAGAOSAさんと
はっぴー犬ちゃんによる二人展『てるなみ荘 103号室』が開催中です。
祭壇があったり、マネキンがあったり、ちゃぶ台があったり、二人の個性と感性が爆発
している本展示。
写真を交え、会場内の様子をご紹介いたします。
今回のコンセプトは熱に浮かされた夢をみているような気分、とのこと。
謎のオブジェがあったり、洗濯物だったりといった身近にあるものだったり、はたまた幼
い頃の記憶を呼び覚ます様なアイテムが散らばっていたり....現実と非現実の間を彷徨うような気分になります。
中央にはおままごとセットのようなちゃぶ台とかまぼこを祀る祭壇。
郷愁を誘う昔懐かしいおもちゃやメロンのカップアイス、そして”なにもなかった”と書かれた夏休みの絵日記。
今一番のホットワード、新元号”令和”がなぜか飾られていたり...
(ちなみにこの令和とチェキを撮る人がもっとも多かったです。)
唐突に現れるせまいアパートの一室を彷彿とさせる生活臭溢れる一角
奥には謎のポスターが.....。
白昼夢とはこのことでしょうか?過去の記憶がフラッシュバックし、どこか自身の生活にもリンクするアイテムたちにデジャブを覚え、この奇妙な異空間に飲み込まれていく錯覚
を覚えます。
謎のオブジェたちで埋め込まれた向かいには誰かの奇妙な夢のワンシーンように
平面作品が並びます。
こちらはハッピー犬ちゃんさんの作品。
天界ってどんなところだろう、もしかして天使の輪っかはシャンプーハットかもしれない、美味しいものに囲まれて、犬の散歩をしながら、暖かい日ですねと挨拶して、地上の人間の世界とあんまり変わらないかもしれない。
そんな作者の純粋でかわいい妄想が詰め込まれています。
こちらはNAGAOSAさんの作品。
NAGAOSAさんは、自身が大学生ということもあり、思春期や青春からイメージする爽やかさ、純粋さ、また青春を謳歌する周囲へ対するアンチテーゼ的な作品を制作されています。
青春謳歌?でも結局は下世話なことしか考えてないんでしょ?という皮肉を感じます。
まさに奇妙でちくりと刺さるリアルのすおアイス現代の不思議の国『てるなみ荘 103号室』は4/3まで。
どうぞお越しください。
作家紹介
NAGAOSA
In:n_illust_art
はっぴー犬ちゃん
Tw:@happyinu55
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staff minako