國學院大學写真愛好会
『春の学外展』
2019.3.15-2019.3.17
at EAST 302
最近は雨が降ったり止んだりの日々ですが、春はもうすぐそこまで来ている証拠ですね。
EAST 302では『春の学外展』と題した國學院大學写真愛好会のみなさんによる有志展が開催されています。
部員十数名がマイペースに活動しているという國學院大学写真愛好会。
使う道具も一眼レフからコンパクト、スマートフォンなど比較的自由度の高いサークルなのだそう。
そんな雰囲気からか、今回の展示も各人が撮りたいものを撮るというのびのびとした作品が並んでいます。季節はもうすぐ春ですが、こちらは秋の彩が豊かな作品。
雰囲気はガラッとかわり、モノクロ連作となる半間彩音さんの作品。
縦横と構図は異なるものの、同じアングルを連続して撮影した写真が並んでいます。
横位置の写真は人物に、縦位置の写真はその手前、撮影者側の足元にフォーカスを合わせています。それにより視点が移動しているというシークエンスが表現されていおり、映像的な連続性があります。
近年相撲人気が続いていますが、その稽古風景まで見る機会というのはなかなかありませんよね。こちらはその稽古に臨む力士の真剣な表情を捉えた作品。この1点だけでなく、稽古中のさまざまな場面を捉えた作品となっています。
息遣いまで聞こえてきそうなほど近い距離から表情を捉えており、現場の緊張感が滲み出た写真です。
展示は本日が最終日となります。
ここで紹介しきれなかった作品も多数ありますので、気になる方はぜひご来場ください。