『ボクワタシ展2』
2019.3.21-2019.3.24
at EAST 101-a
本日最終日!
中村涼子さん、ハナコ秋山さんの2人による『ボクワタシ展』 がぐぐーんとスケールアーップして帰ってまいりました。
お笑い芸人として活躍する傍ら作りためたポップな作品たちが、所狭しと並んでいます。
ゆるーいイラストがインスタグラムでも人気の秋山さん。
画像の作品は数ある人気キャラのひとつ「プリンちゃん」。
会場前の顔ハメパネルにも使われている秋山さんの主要キャラです。
プリンちゃんシリーズは3コマ構成のマンガのようになっていて、最後には必ずぐちゃぐちゃになってしまうという運命を背負わされています。こちらはジェットコースターに乗りに来たのに、降りて来たバーに結局ぐちゃぐちゃにされてしまうプリンちゃんです。ちなみに現在は81話まで続いています。
こちらも激シュールな秋山さんのマンガ、その名も『腕毛長料理長』。
読んで字のごとく腕毛のめちゃくちゃ長い料理長のお話です。
プリンちゃんとはまた違ったテイストですが、ゆるい線がクセになります。
2018年キングオブコント王者、ネタ作りも担当しているとだけあってストンと綺麗にオチまで持っていくのはさすがです。
会場内の左側には中村涼子さんのド派手な作品たちが並んでいます。
大の少女漫画好きとだけあって画力はもちろんなのですが、イマジネーションがとにかく凄まじいのです。生命力が溢れ出している感じ。
写真のぬいぐるみたちは中村さんが一つひとつを手作業で作ったもの。
BAKEちゃんMONOちゃんと名付けられた得体の知れないいきものたちは、誰もが当たり前に持っているだろう自身の内側から溢れるマイナスの感情を形にしたもの。
こうやって命を吹き込むことでそんなネガティヴな要素の化身ですら可愛く見えて来たのだとか。
うまくいかないことや自分自身が嫌になることって誰にでもあると思いますが、「作ること」ことが、そんな感情とうまく付き合っていくための中村さん流の方法なのかもしれません。
秋山さん同様、中村さんにも持ちキャラ、あります。
チク美ちゃんさんです。
会場前の特大パネルではプリンちゃんさんと合体しています。
チク美ちゃんのこの無表情さ、何も考えてなさそうでめちゃくちゃ考えていそうな感じ、とれをとっても最高です。
無表情ゆえなのかテキスタイルデザインにもマッチするので、なんと服にもなっちゃってるんです。こちらは間違え探し的に様子の違うチク美ちゃんが紛れています。よく見たら肌が黄緑になっている個体がありますね。じつはこれ以外にも中村さんが作った服が数着、会場にて展示してあります。なんと多才…!
昨年からは一気に規模を拡大した『ボクワタシ展2』ですが、とにかくお二人のパワーがさらに倍増したような展示です。
「人を笑わせるのが仕事」ってだけでもかっこいいのに、アートのように、また違ったクリエイティブな一面も持ち合わせているなんて本当に尊敬します。
今回中村さんにお話を伺ったところ、じつはものづくりをしている芸人さんは意外に多いのだとか。そんなマルチな芸人さんもみんな巻き込んで、なにかどでかいことをやって欲しいと、密かに期待をしています。
そして最後にいちお笑いファンとして言いたい!
ちょっとでもお笑いに興味がある方、ぜひライブに足を運んでみてください。全然違うから!ネタ番組では感じることができないような生のお笑いが体感できます。
『ボクワタシ展2』は本日が最終日!
ぜひお越しください。
======
中村 涼子
https://twitter.com/nakamuraryokoo?lang=ja
ハナコ 秋山
https://www.instagram.com/hanakonoakiyama/?hl=ja
https://twitter.com/LittleGuyAH
前回の展示
https://designfestagallery-diary.blogspot.com/2018/10/blog-post_28.html
======
【出展スペース : EAST 101-A】
written by isaka