アカシ ダイスケ
『Todays paint event 2018』
2018.10.6-2018.10.8
at WEST 1-B
大阪の制作会社にてデザイナーとして活躍する傍ら、イラスト作品を制作しているアカシダイスケさんの東京初個展!
これまでの作品と一部新作を交えての展示の様子を紹介いたします。
大阪のデザイン会社では広告関係やパッケージデザインなどのクライアントワークを手掛け、音楽フェスのアートワークも制作するなどマルチに活躍するアカシダイスケさん。
大阪は数度の展示を開催していましたが、本展は東京では初めての個展となります。
ギャラリーのホームページで掲載している展示紹介内の展示コンセプトの欄には一言だけ「スマイル」と書いてあります。
その言葉の通り、ピースフルな街の情景をポップでビビッドなタッチで描いたこちらの作品。
建物の並びや川辺の様子など細部まで目を向けて見ると、これが大阪の風景だということが分かります。大阪といえばお笑いの街ということで、見ているこちらもついついスマイルがこぼれてしまいそうな作品です。
イギリスのブライトンで2001年と2002年に開催したビーチパーティーである BIG BEACH BOUTIQUE日本版「ビッグビーチフェスティバル」の一環でアートワークを手掛けたことをきっかけに、なんとイギリスの音楽家fat boy slimことノーマン・クックと交流が始まり、彼のライブのビジュアルイラストを手がけるようになったそう。
こちらの作品はそのうちの一つ。上部にはノーマンの直筆メッセージもあります。
某サッカー番組のプレミアリーグハイライトで毎週彼の曲を耳にしてた筆者にとっては大興奮物です。
今回は初めての東京での展示ということで、過去に制作した作品を中心とした展示構成となっていますが、新作も2点追加されています。
もうそろそろクリスマスシーズンも到来するということで、クリスマスモチーフのイラスト作品。写真では分かりにくいですが、数種類の紙を使い分けた切り絵となっています。
作品によって絵の具や色鉛筆、そして切り絵など幅広い技法を使い分けるアカシさんのスタイルは、作品ごとにいろんな発見があって見どころが盛りだくさんです。
【出展スペース:WEST 1-B】