『こじんまりして展』
2018.9.3-2018.9.5
at WEST 1-B
有志の写真家3人による小展示『こじんまりして展』が1-Bで開催されています。
タイトルにあるように「こじんまり」とした展示ですが、
日常のワンシーンを切り取った断片的な記録をどうぞご覧ください。
中川けいたさん、市川さん他計3名の作品からなる本展示。
作品点数も7点ほどと決して多くはないものの、誰かの記憶をのぞいてみているような、そんな断片的な日常のワンシーンが並んでいます。
こちらは市川さんの展示スペース。親しみのある距離感で捉えられた人物の写真が3点、温かみのあるトーンで収められています。
この写真なんかは信頼関係がないとなかなか撮れない写真ですよね。
セットされたポートレイト写真もいいですが、こういう完全な自然体を撮る人物写真は、観ているこちらにまで被写体自身のキャラクターが伝わってきて、親しみを感じます。まるで自分がどこかで観た景色のような、そんな感覚。
続いて中川けいたさんの作品。
2点とも、おそらくは雪の日の夜に撮った人物写真です。
雨や雪の日の夜とフラッシュ撮影って絶妙に相性がいいんですよね。
同調速度で降っている雨粒や雪がストロボに照らされた瞬間のみを捉えるので、
ドラマティックな絵作りをすることができます。
「雪だからちょっと外に行ってみるか!」みたいな軽快さが写真から伝わってきます。
展示は本日が最終日。
お時間のある方は是非立ち寄ってみてください。
【出展スペース:WEST 1-B】