「カラフルパレット展」
芋小夏
くすの
忽那真太郎
芝茶万季
どくろまゆ
hitomi
2018.9.21 - 2018.9.24
[WEST 1-B]
やさしく物語性を帯びた作風のイラストレーター6名によるグループ展が開催中。
カラフルなパレットを広げたような色鮮やかで爽やかな展示となっています。
ほんの一部になりますが、本記事ではそれぞれの作品をご紹介いたします。
芋小夏
水彩をメインの素材に心象風景を描写する芋小夏さん。
樹が泣いているかのように葉枝から雫が滴り落ちる本作のタイトルは「涙の樹」。
たしかな輪郭は描かずとも、美しく表現された哀愁や悲しみは観ているこちらにまでまるでうつってくるようです。
くすの
くすのさんも同じく水彩をメインに絵を描かれているようです。
女の子をメインに描かれた、物語のワンシーンのようなイラストたち。
そこにはどのような会話や感情が伴っているのか気になりますね。
忽那真太郎
暗めの赤い部屋に差し込んだ閃光のその先に、ぽっかりと佇む白い猫。本作は忽那真太郎さんによるもの。まるでフランス映画の世界のようで、小さい画面ながらとても目を惹かれました。他にも多数の原画を展示されているので必見です。
芝茶万季
メイド服を着て刀をかまえたこの姿。芝茶万季さんの作品もそのストーリーが非常に気になる作品ばかりです。作画はもちろん世界設定やキャラクター設定からとても手が込んでいそう。繊細なこの美しい色合いは写真では伝わりきらないので、是非実物をご覧いただければと思います…!
どくろまゆ
どくろまゆさんの緻密なイラストは、基本的にはボールペンなど手軽に手にすることができる文房具で描かれているのだそうです。「月と棘」と題された本作。手足のない少女は球体関節人形でしょうか。確立された独自の世界観に憧れます。
hitomi
hitomiさんの食べ物とシロクマをモチーフにしたこのシリーズ。
やさしい筆致とシロクマのしあわせそうな表情に癒されます。原画は販売もされていました。お部屋に飾ればおだやかな気分になれそう。
6人6色のやさしい世界。ぜひ実物をご覧ください。
展示は明日9/24が最終日。お見逃しなく!
【展示スペース:WEST1-B】
staff satomi