佳帆 『切り絵作品展 「私の在り方」』
2018.3.10 - 2018.3.12
space : WEST 2-D, 2-E
切り絵作家の佳帆さんの個展『私の在り方』が現在開催中!
少女、動植物、レース、幾何学模様など、さまざまなモチーフを
繊細ながらも確かな切り絵の線で表現した作品たち。
その魅力的な世界にご注目ください!
WEST館2階2-D,2-Eスペースで開催されている切り絵作家の佳帆さんによる 『切り絵作品展 「私の在り方」』。
2スペースで展示される作品はシリーズ作品を含む充実した内容となっています。
佳帆さんの作品を知る人も、知らない人も、その魅力を満喫できる展示です。
フレームの中に文字どおり浮かび上がる切り絵作品。
「繊細な強さ」が自身の作品のテーマの1つという佳帆さん。
画面の中の世界は見る人の目に飛び込んでくる強さと、
作品に近づいたときに現れる繊細さ、その両方を備えています。
『彼女達のクオリア』(作品一部)
クオリアとは、哲学や心理学においてよく用いられる用語で、
私たちの意識のなかで現される感覚や経験のことなのだそう。
佳帆さんの作品に現れる女性達。
その流れるような長い髪や、美しいしぐさが印象的です。
『泡沫のクオリア』
切り絵の白く優雅な線と薄いブルーの下地の調和が清らかな印象を与える作品です。
自身がよく用いるというシンメトリーな構図は、どこか聖なるものの雰囲気も備えています。
こちらは幾何学模様で構成されたシリーズ作品。
作品の中心は空白でフレームといえる部分が切り絵で表現されています。
どこかミステリアスにも感じさせますね。
「私の在り方」というタイトルが掲げれた今回の展示。
作品とじっくり交流しながら、切り絵表現について、佳帆さんの創作活動について、
その作品の世界について思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
佳帆 『切り絵作品展 「私の在り方」』は3/12までの開催。
ぜひスペースにお越しください。
佳帆
切り絵作家
2012年から切り絵の制作を始める。
主なモチーフは少女、動植物、レース、幾何学模様 等。
シンメトリーの構図を好み、優しくも強さのある雰囲気を大切に。
『切り絵作品展 「私の在り方」』
「彼女達のクオリア」「繊細な強さ」をテーマに切り絵を制作。
今回の初個展では、過去作を含め30点近い作品を展示する予定です。
写真では伝わらない切り抜かれた紙の質感、影の美しさを楽しんで頂けたら幸いです。
URL : https://creatorsbank.com/kaho_kirie
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shimada