白百合女子大学美術部、写真部、LiliA『白百合展』

白百合女子大学  美術部 / 写真部 / LiliA
『白百合展』
2017.8.28 - 2017.8.29
[EAST 301]

白百合女子大学美術部、写真部、図書館ピアサポーターLiliAの三団体合同による展覧会が開催中です♪
今回は「白百合」にちなんで「白」をテーマに学生それぞれが作品を制作しています。
魅力的な作品群をぜひご堪能下さい。



スペース内は大きく４つのエリアに分かれて展示が行われていました。

美術部、写真部、図書館ピアサポーターLiliAとのコラボエリア、そしてフリースペースエリア(来場者の方が自由にコメント等残すことができるエリア)に分かれのびのびとディスプレイされていました。

入ってすぐ、左手のこちらは美術部さんのエリア。

どの作品にもふせんによるコメントが貼ってあり、作者の励みになる言葉や応援のメッセージが添えられていました。

北村香帆《flower》水彩

たくさんの花びらやリボンが画面を舞っています。
中央の女の子は寝そべっているようにも、青や紫の淡い背景にゆっくりと落ちていくようにも見えます。
まるで恋をしている女の子の心情を表しているようにも、花びらのようなスカートをはいていることから花の精のようにも思えます。髪の毛の表現もとても魅力的ですね♪

美術部さんの向かいのエリアは写真部となっています。ふせんが同様に貼られていてそれぞれのコメントを見ているといろいろな見方があるのだとハッとさせられます。。

栄田恭子《幻》

モノクロームの画面にメガネを拭いているように見える男性が

最も引き立つような画面構成です。

街中の何気ない一場面なのですが、あえてモノクロの表現をとり看板などの雑多な情報を遮断することで、どこか非現実的な雰囲気を感じさせています。

こちらは美術部・写真部・LiliAのコラボエリアとなっている面白エリア。
美術部と写真部の作品から想起されたイメージに合う作品をLiliAのメンバーが選書し、作品と併せて展示されています。

秋山明寿香《満獣—MANJU—》デジタル

ムチムチなボディーでごろんと横たわる「満獣」と題されたイキモノ。
若干困ってどうしていいのかわからないような表情がとっても愛らしいですね。
おそらく動物園の中と思われる場所で満獣さんの体を洗う人々の様子も細かく表現されています。
そしてこの作品から選ばれた作品は『ガリヴァ旅行記』(スウィフト著、中野好夫訳、新潮文庫)でした。満獣さんを動けなくしているロープの表現などによってイメージが重なったのかもしれません＾＾その他の選書もとても面白いものでした♪是非直接足を運んでみてくださいね！

展示は8/29(Tue.)までとなります。
ご来館お待ちしております。




- 出展者 -

白百合女子大学
美術部
https://twitter.com/shirayuri_art

写真部
https://twitter.com/shirayuri_photo


【展示スペース：EAST 301】

Staff Jun