公陽『自由な写真』
2017.7.10 - 2017.7.12
[WEST 1-A]
公陽さん初の個展はこれまで撮影された写真の集大成的な展示となっています。
色々と考えた結果、一番自分らしいタイトルなのではないか?と思い『自由な写真』というタイトルになったとのこと。公陽さんのいう「自由」とはどのようなものなのでしょうか。是非足を運んでみて下さい♪
スペース内へ入ると写真作品が並んでいますがどれもタイトルはありません。
公陽さんは人それぞれ同じ絵や写真でも感じ方が違うので、あえて今回は写真それぞれにタイトルは付けていないとのこと。
自分ならどのようなタイトルを付けるかなと考えながら見ていくと、様々な見方ができます。波打ち際を二人連れ立って歩く鳥や、兄弟でしょうか、歳はあまり離れていないように見えます。誰かの存在が傍らにあることで様々なストーリーが浮かんできますね...♪
彩度を抑えたモノトーンに近い画面というのは得てして物事の深刻さや重苦しさといったイメージを伝えやすいものですが、私は公陽さんの写真からはそれだけではなく、どこか公陽さん自身の優しい眼差しが感じられました。受け手によって作品の印象は異なるかもしれませんが、それは作品のタイトルを鑑賞する側に委ねている公陽さんの作品ならではかもしれませんね^^
スペース内には「カメラを手にしてから」と題されたブックレットが。
ページをめくると、海での写真や被災地と思われる風景の写真が目に飛び込んできました。
「あなたの目にはどのように映りますか?」
と優しく問いかけられたように感じました。
作品の展示は7/12(Wed)まで。
ご来館お待ちしております♪
DESIGN FESTA GALLERY 原宿
Staff Jun