『名前を呼んで』
今村風子
2016.9.2 - 2016.9.4
[WEST 2-B,2-C]
「名前を呼んで」というとき、あなたはどんな気持ちですか?
書くことを表現とする今村風子さんによる文芸・短歌の展示が始まりました。
展示スペースは2部屋に分かれており、1部屋には短歌作品、もう1部屋には文芸作品が展示されています。
「私にとって、書くことは生きることだった。」
文芸作品の部屋に展示された今村さんの文章のひとつはこのように始まります。
書くことが生きること
この言葉を心の中で繰り返したとき、ふと「描くことが生きること」という言葉も浮かびました。
書くことと、描くこと。
言葉の作品が並んだホワイトキューブの中で、その両者ともが、表現の根底で相通じているんだということを改めて思いました。
短歌作品の部屋は、短歌が色とりどりの色紙に書かれ展示されています。
展示のタイトルにもなっている『名前を呼んで』。
どんなとき、人は「名前をよんで」というでしょうか。
会場で今村さんの作品の中にこの言葉を見つけてみてください。
今村風子さんは、今秋、写真歌集を電子書籍で出版予定なのだそう。
その歌集の衣装・小物の展示も行われています。
肌に身に着けるものに書かれた言葉。どんな歌集が発表されるのか気になります。
展示期間は4日(日)まで。
ぜひ会場に足をお運びください。
今村風子
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高校の休学、転校を経て今年9月に通信制高校を卒業予定
57577デザイン室一期生
書くことや短歌で自分を表現することを目指す
https://twitter.com/write_w17?lang=ja
【 展示スペース : WEST 2-B, 2-C 】
Shimada