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東洋大学美術研究部 卒業制作展


 東洋大学美術研究部 卒業制作展
 WEST 1‐D:2016.2.15 -  2016.2.16


総勢30名からなる東洋大学美術研究部。
4年生の集大成、卒業制作展のご紹介です!





油彩、アクリル、鉛筆、ボールペンなど、使用する画材は様々。
可愛らしい立体作品やイーゼルを使用するなど展示方法にも工夫が見られます。


「林檎」
長安洋平

真っ白な背景のなか無造作にころがるリンゴ。
シンプルながら幾重ものストーリーを連想させる、赤と白のコントラスト。


「牛骨と砂浜」
田中祐也

砂浜と空、時間の止まった牛。
いそいそと通り過ぎる蟹たちが、果てなく続く空間を引き締めます。


「洞窟」
大野佑一郎

とざされた空間のなかで、ぼんやりと滲む光。
視覚的なイメージと感覚的なイメージの融合。


「Tropfen」
佐藤春香

人間も、蝶も、涙も、すべては粒子でできている。
繊細で美しいペン画。

「Lotus」
境菜々子

赤く青く怪しく染まる暗闇の中で、凛々しく咲く蓮の花。



ひとりで数点出展している学生さんもいて、意欲の高さが伝わってきます。
2日間の会期中たくさんの方が訪れるなか、アンケートをお願いしたり
作品の解説をしたりと積極的にとりくむ様子がとても印象的でした。

卒業後も、ぜひ表現することを続けていってほしいです。




【出展スペース:WEST 1-D】

DF STAFF nakagawa