askichi(アスきち)
『☆aste-ri-sky』
2016.1.31 - 2016.1.31
1月31日の1日のみの展示ですが、イラスト作品、アクセサリー、そしてライブペイントとたくさんの要素が詰まったaskichiさんの『☆aste-ri-sky』が開催中です。
動物、星、宇宙の3つを制作のテーマに掲げるaskichiさん。
イラスト作品は、その3つのテーマをベースに物語を紡ぐように世界観が形作られています。
「冥王星にハートマークが浮き出ている様子が観測されたというエピソードをもとに描きました」というこちらの作品。
地球から48億キロのはるかかなたを浮遊する冥王星に想いを馳せて制作したこちらの作品からは、青い空に色とりどりの花、白クマに描かれたハートマークなどのモチーフにより優しく暖かい世界がそこにあるかのような想像ができます。
「そんな世界があったら良いな」というご本人の希望が作品には表れています。
こちらの作品のタイトルは『日食』
「ライオンは自分にとっての太陽」と語るaskichiさんが太陽のように熱く、力強く、光輝くライオンの勇姿を表現しています。
シンメトリーな構図の真ん中に顕然と輝く星。
その両脇には柔らかい表情をして向き合う二匹の猫。
マフラーを纏う姿から、これが冬を描いた作品だと頭では理解するものの、その印象はやはりどこまでも暖かい。
冬の空を観察する猫を描いたこの作品からも、絵本のワンシーンを切り取ったかのような物語が感じられます。
ポストカードのイラストも一つひとつが制作テーマに沿ったもの。
イラストそのものも素敵ですが、
その裏には小さなストーリーが綴られています。
つづいてはアクセサリー。
こちらのネックレスは、1957年11月3日に打ち上げられた探査機『スプートニク2号』に乗って宇宙に行き、その後地球に戻ることなくその生涯を閉じたライカ犬を想い制作した『スプートニクの貴女へ』。
「貴女」とは、ライカ犬が雌だったことから来ています。
ご本人曰く「冬のセール品です」と語るアクセサリー福袋。
街中のSALE品に負けず劣らずな大盤振る舞いです。
今日ほど自分が女性だったらな〜と思ったことはないくらい、素敵なアクセサリーがたくさん並んでいます。
「お店では出会えないようなものを付けてもらいたい」という思いを込めて、一つひとつ手作りされています。
もちろん星がモチーフになっています。
本当に細かいところに気の利いた作品ばかりです。
もう一つの目玉であるライブペイントの11時時点での様子。
5月に行われるデザインフェスタvol.43にライブペイントで参加予定のaskichiさんですが、「その本番の前に」と今回の展示でもライブペイントを制作中です。
黒地に描かれているということは、やはりここから宇宙や星のイメージが次々と描かれていくのでしょうか。
本日17時半までの開催です。
完成が気になる方はぜひ、少し足早にギャラリーへお越しください!
askichi
【出展スペース:WEST 1-C】
DF STAFF isaka