
「 ライブアートですよ!!未完成であるこその完成ですよ 」
がらくた展、ご紹介致します。
異なる大学で美術サークルに所属するメンバーが集まり企画。
" もう捨てる物、余った物、拾った物。そんな「がらくた」を集めて交換して、
そこから作品を作ってみようというのが今回のコンセプトです "
制限を与えることで、普段とは違った思考回路が働き、
思いもよらぬ結果が生まれることがあります。
これは、ネガではなくポジなコンセプト。
「 クツの妖怪になりたい 」
コンバースのつま先が割れて、肉食獣のような牙が現れた。
不要と見なされたであろうボタンが色違いの目となり、
周囲に視線を巡らせている。
テーブルの上にちょこんと現れた、不格好な生き物。
脳天、顎、目元、口元、尾、至る所にピンを打ち込まれ、
それでも健気なこの姿。
いやはや、愛くるしい。
こちらの作品は「ヴィスコスフィンガリング現象」により
描かれた模様。
この作品紹介の流れからも、感じませんか?
がらくた展 というテーマの影響を。
日常生活においても、自身が不要であると認識したものであっても、
視点をかえると、異なる使い道を発見したりする。
可能性を自ら放棄することさえなければ、
がらくたであっても、芸術作品という名の下に、再花できるかもしれない。
そんなメッセージをが作品/展示からフランクに聞こえてくる。
展示会は本日 3/3(日) までとなります。
(ぱんだ)












