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東京造形大学グラフィックデザイン専攻有志 『OtO』


東京造形大学グラフィックデザイン専攻有志 『OtO』
2021.3.3-2021.3.5
[WEST 2-A]

東京造形大学 グラフィックデザイン専攻に所属されている有志4名によるグループ展が開催中です。
全員軽音サークルに所属されているという彼ら。
「音+何か」をテーマに、視覚的な音楽表現を楽しむエキサイティングな展示会となっております!
一部になりますが展示の模様をご紹介いたします。

伊藤理莉子


ロックスターといえば、ノースリーブの革ジャンやダメージ加工を加えた衣装がとても印象的だった時代がありましたね…!
わがままボディなロックスターにこそ着こなして欲しい「BONLESHUM VEST」がとてもシュールで思わず頬が緩んでしまいました…!
ライブのポスターのような、絶妙にデフォルメされたビジュアルはとてもクールで目を引きます。
この絶妙なレトロ加減が、返って新鮮なインパクトを与えてくれる作品群です!


ぴちぴち…

小林竜太朗


映像制作に着手されたのは数ヶ月前だとう小林さんの作品は、依頼を受けて制作されたというミュージックビデオ作品。
思わず体が動き出してしまうEDMに乗せて、画面中央に向かってどんどん場面転換がなされていきます。


サイケでポップでクール。そんな3拍子がぴったりな映像は、曲調と絶妙にマッチし、画面にどんどん吸い込まれていきそうな演出。
まるで時間旅行をしているような不思議な感覚にも襲われる作品です。
あっという間の数分間で、とても楽しい気持ちにさせてくれますよ!

古瀬友菜


先月のグループ展に引き続きご出展されている古瀬さんの作品は、音楽的要素をグラフィックに落とし込んだ作品。
モノクロでまとめられた作品群には、「sandstorm」や「noise」など、音の要素のような単語も見受けられます。


波を打ったり、弾けたり、霞がかったり、漂ったり。あくまでも抽象的に表現されているからこそ、音そのものの表情や想像力を感じさせてくれます。
自分の好きな音楽を視覚的に表すと、もしかしたらこんな感じになるのかな、というわくわく感も与えてくれそうですよね。

山本海瑠


線がとても印象的な作品群を展開されている山本さん。
デジタルで制作されたものなのかと思いきや…実は全てアナログの手法で制作されたものなんです!


ギターやレコード、カセットテープなどの音楽的モチーフがたくさん散りばめられている中にも、落ち葉やハリケーンというようなモチーフが紛れ込んでいたりと、それを音として想像するのもとても楽しい作業ですよね。
ビビッドなカラーリングがとても印象的で、見ているだけでとても楽しい気持ちにさせてくれる作品群です!
どこからともなく音楽が聴こえてきそう…!

学生生活の中では、それぞれ今回の作風とはまた違った作風で制作をされているそうで、その違いもまた制作を楽しんでおられる様子が目に浮かびます。
美大生の軽音サークルだからこそできる唯一無二の展示会で、純粋に音楽を楽しむ喜びを視覚的に教えてくれるようでした。
物販でもロックでポップなステッカーを販売中です!

本展は3/5(金)まで!

<スペース詳細はこちら>

[WEST 2-A]

staff kome