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抽象と具象の狭間に生きる


『抽象と具象の狭間に生きる』 
牛兜日向
2024/02/27 - 02/29
EAST  101-b

点描での抽象表現をメインに時々活動している牛兜日向さんによる個展です。
今の作品のスタイルになるまでの過程や作品制作についてお話しをお聞きしました。









※作品の写真は作家さんの意向により全てモノクロ加工がしてあります。



 大学の卒制から現在までの数年分の作品を展示した個展になっており、時間の流れに沿った作品の展示には制作スタイルの変化が見られるものになっていました。点描による作品というスタイルは変わりませんが、描くものが具体的なモチーフから抽象的なものに変化していました。具体的なモチーフにはそのものに対する鑑賞者の知識や見解が作品を左右しますが、作者の感情を素直に抽象的に表した絵画は自由に自身の感情を表現でき批判がされにくい表現方法なのかなと思いました。写真では伝わりにくいですが、実際の作品はカラフルで時間と共に感情の表現が華やかに現れているように感じました。
 展示会場では作品のポストカードや、キャプションや解説も交えた図録などの販売も行っていました。展示は2/29までですのでぜひ実物の作品を見に足を運んで見てください。


作家紹介

牛兜日向さん Instagram : @tenbyou_nekoonna



使用スペース[EAST 101-b]


 Staff Matsuryu