Sany
『0.277』
2022.1.5 - 2022.1.7
[WEST 1-C]
作家さんの見たもの、聞いたもの、触れたもの。
思い出の中にお邪魔するような感覚。
日本国内だけでなく、海外の風景や飛行機からの眺め。
一緒に旅行してる気分になります。
行ってみたくなりますね。
様々な場所や時間、作家さんが目にしてきた景色が、思い出のアルバムのように壁一面を飾られています。
空、夕暮れ、太陽、提灯、自然が作り出す色合いがとても繊細で、思わずうっとりしてしまいました。
過去の時間は儚い。
時間という本来見ることができないものを、眺めているように感じました。
コントラストが美しく、魅了されます。
現在、芸術学部の学生だという作家さん。
飾らない姿を映したチェキの写真から、作家さんの等身大の姿が見えてきます。
作品にも、飾らないリアルな心情が、映し出されているように感じました。
タイトルの「0.277」は、18年の人生のうちカメラを手にした5年間を5/18として表しているそうです。
これから変化していく数字とともに、増えていくであろう新しい景色も気になります。
これから変化していく数字とともに、増えていくであろう新しい景色も気になります。