さとみかずのり 『WARUIKO』
2021.12.17 - 2021.12.19
[WEST 1-B]
デザフェスでのライブペイントではお馴染みのさとみかずのりさん。過去、DFGでもグループ展が開催されました。
今回の個展の展示作品は、4年前に描かれた作品から、画集の原画、個展のために描かれた新作まで多数の作品が壁いっぱいに展示されています。
頭にツノが生えた子が、「悪い子」のイメージで描かれたそう。
さとみさんの描く女の子は、ちょっと不機嫌そうだったり、退屈そうだったり、生意気そうな表情をしていたり、顔を隠して何か自身の悪い部分を見せないようにしていたり。そんな女の子が印象的です。きっと人は誰でも少なからず邪心を持っていて、さとみさんの描く人物の気持ちを想像して共感する方もいるのではないでしょうか。または、悪い子でいてもいいよね、と作品の女の子が言っているようにも見え、そのような作品からは人の心に寄り添ってくれるような優しさも感じます。
様々な画材を組み合わせて重ねられた色、密度のある景色、不安定な線、どこかノスタルジックな雰囲気。ほとんど隙間なく壁いっぱいに作品が展示されていますが、1点1点じっくり時間をかけて観ていたくなります。
展示は本日12/19(日)まで。
作家情報
Twitter:https://twitter.com/satomi_kazunori
Instagram:hhttps://www.instagram.com/satomikazunori/
[使用スペース WEST 1-B]
staff Hiyori