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上智大学写真部 『上智大学写真部学外展』


上智大学写真部
『上智大学写真部学外展』
2021.9.14-2021.9.16
[EAST 302]

上智大学写真部による学外展が開催中です。
今回は各々が自由に撮影した作品の他、「空」というテーマで部員それぞれが自身の個性を存分に発揮しています。
一部となりますが展示の模様をご紹介いたします。



まずは自由テーマの作品からみていきましょう。
上智大学といえば外国語学の名門ですが、作品の中にも国際色豊かなイメージが見受けられます。
そして、コロナということもあり、日本の風景がメインに撮影されていますが、観光地の様子がまるで絵画のように美しく壮大に撮影されている作品など、画面の中のあまりの美しさに思わず息を飲んでしまいますね。


色とりどりの作品が並ぶ中、モノクロの作品にも目が留まります。
女性のポートレートには、複数の影。女性の顔もはっきりとは映し出されておらず、コンセプチュアルな印象にも捉えられます。
作品を様々な角度から鑑賞することができますね。


そしてこちらが、部員各々が「空」を切り取ったテーマ展示です。
青空から夕暮れ、雲の捉え方まで、様々な切り口で表現されています。
青や藍、オレンジ、紫といった色とりどりの空を見ていると、心が自然と落ち着いていきます。


クリーミーな優しい緑色をした空が美しいこちらの作品。
画面中央に静かに佇む、自身の役割が来るのを待つ街灯はどこか物寂しげなようにも見え、しかし日中は人々の営みを見守ってくれているような安心感も感じられます。


くっきりと映ったシルエットがとても美しいこちらの作品。
夕焼けのグラデーションの鮮やかさ、そして人以外には何も写り込んでいない画面を見ていると、まるで絵画のような神秘性が感じられます。
中央の男性はカメラを所持しているのでしょうか。これから彼の目の前に広がる幻想的な風景を撮影するのかと想像すると、こちらまでドキドキしてしまうような高揚感が伝わります。

部員それぞれが写真の美しさと可能性を強く感じていることが伝わる展示空間となっています。
壮大で、繊細で、時に現実的で、美しい写真世界と人々の営みを感じてみてはいかがでしょうか。

本展は9/16(木)まで。

<スペース詳細はこちら>

[EAST 302]

staff kome