バナーエリア

このブログを検索

SCRAMBLE 『目覚め』


SCRAMBLE 『目覚め』
2021.4.3-2021.4.5
[EAST 101]

バンタンデザイン研究所のグラフィックデザイン科有志によるエネルギッシュなグループ展が開催中!
今回のテーマは「目覚め」ということで、早朝から夜まで、各々が思い描いた「時間の過ごし方」が様々な形で表現されています。
一部になりますが、展示の模様をご紹介いたします!


今回は総勢10名の学生さんと当学科のスタッフさんによる有志のグループ展となります。
グラフィックデザイン科ということもあり、デジタルの作品が展開されているのかと思いきや、今回は皆さんアナログ作品を大展開!
こちらの作品群は花をイメージした抽象表現が美しく、見ているだけで心が穏やかになりますね。
目覚めというテーマから、春らしくポジティブで開花の模様が表現されているようにも感じます。


そしてこちらもパネルにアクリル絵具で描かれたグラフィカルな作品群。
一見デジタルで描かれたような構図と色使いにグッと心を掴まれます。
花瓶やお花など、日常風景とリンクしたモチーフがとてもかわいらしく描かれ、その中にも直線と曲線が緩やかに混じり合う様子がとても心地良いですね。


今回は立体作品の豊富さに驚かされました。
「やっちまった」早朝の気だるさと昨日の楽しかった記憶が混じり合う様子が描かれた映像作品の中に登場するキャラクターが立体で登場!
グラフィカルでコミカルなキャラクターがとても魅力的に表現されています。


こちらの作品では、様々な形のライトが光を照らす様子を、ブロックでビビッドに表現されています。
ライトの光が照らす先は、うねっていたりそびえ立っていたり、実はとても流動的な発見があるのかもしれませんね。


そして一際目を引くこちらの作品は、時計、時計、時計のタワー!
腕時計や目覚まし時計、掛時計など、様々な時計がびっしりと貼り付けられ、せわしなさや混沌が感じられます。
どこか虚しさや無常観のようなものも感じられますね。



今回はこちらの作品を制作された学生さんにお話を伺うことができました!
統一感のあるカラーリングの5枚のパネルに描かれた作品は、漫画のようにストーリーを読み取ることができます。
こちらはすべて「ウェザーレポート」というオリジナルキャラクターのシリーズなのだそう。 
今回は、主人公の夢の中の世界がこの5コマに描かれています。
そしてビビッドなマゼンタカラーの上から描かれているのはなんと全て切り絵!
かわいらしくコミカルに描かれた優しい世界は、閲覧フリーの絵本にも描かれているので併せてお楽しみください!

「10人の個展です!」という学生さんたちの言葉がとってもぴったりな、それぞれの個性がキラキラと光るとてもエネルギッシュな展示会となっております。
楽しんで作品を制作している様子がとてもよく伝わり、こちらまで元気にさせてくれますよ!
時間経過やキャプションにも「目覚め」のこだわりが詰め込まれておりますので、ひとつひとつ時間経過を楽しみながら鑑賞してみてくださいね。


<スペース詳細はこちら>

[EAST 101]

staff kome