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多摩美術大学絵本創作研究会



多摩美術大学絵本創作研究会
『めくるくんの農園』
2019.8.12-2019.8.15
WEST 1-G

夏休み恒例の多摩美術大学絵本創作研究会の展示会がスタート!
毎年異なるテーマのもと部員のみなさんが作品を持ち寄るこの展示、今回のテーマは「めくるくんの農園」。さっそく展示の模様をご紹介します。






夏休みシーズンということで家族連れも多く訪れるデザインフェスタギャラリー。
そんな時期にぴったりの展示が始まりました。

今回は10人ほどがオリジナル創作の絵本やイラスト、グッズを持ち寄った展示となっています。

展示されている絵本の大半は手製本によるもので、もちろんここでしか見られないものばかり。絵本というだけあって物語もお子さんが楽しめる内容のものとなっていて、まさに家族で気軽にアートを触れるにはぴったりの展示となっています。




「カレー」を主役とした絵本を創作している七苑さんの絵本作品たち。
登場人物もバックボーンのキャラ設定からかなり細かく練られている力作で、個性的でアクの強い(?)キャラクターたちが展開する物語がわかりやすく描かれています。




ぜひ会場にて実物の絵本をめくりながら楽しんでもらいたいのでここでは内容はご紹介できませんが、こちらが主人公の「カレーさん」と、彼を取り巻く物語の登場人物たちです。

子供の頃を思い返してみると、登場人物の性格って髪色だったり目鼻立だったり表情だったり、見た目で覚えることが多かったと思います。その点七苑さんの作品に登場するキャラクターたちは、一人ひとりのパーソナリティーがしっかり描き分けられていて、この人物紹介を読まなくとも、ストーリーを追って行くだけでなんとなく性格や関係性がわかってきます。会場に来られたお子さんのいるご家庭の方は、一緒に読み聞かせるなんて楽しみ方もオススメ!




絵本だけでなく、原画作品やイラスト作品、アクセサリーなどのグッズ関連も全てお手製のものが並んでいます。この点はさすが美大生!まさに子供から大人まで楽しめる展示会です。


夏休みも中盤戦に差し掛かってところですが、ぜひ涼しい室内で部員さんたちの思い思いの作品を堪能しに来てください。8/15(木)まで開催中です。

<スペース詳細はこちら>

staff isaka