もよる と はるはる『ノスタルジー展』
2018.12.25 - 2018.12.29
[WEST 1-A]
情報で溢れる日々の中で、新しいものを追い続けることに疲れてしまうときがある。
一旦立ち止まることで、レトロな物やノスタルジーの良さを見直す心が生まれる。
本展では、もよるさんと はるはるさんのお二人がそれぞれの視点で表現したノスタルジーを感じるイラスト作品をご堪能いただけます。
"ちょっと切なくて恋しい。そんなあたたかいイラストをお届けします。
もよるさんとはるはるさん、お二人が表現するノスタルジーの世界をお楽しみください。"
こちらは、もよるさんの展示エリアからの抜粋。どうして学校という空間はこうもノスタルジックな気分にさせられるのか。小さい頃のちょっとした授業時間の一コマや、制服や桜並木といった取り合わせは誰しも心の中の一風景として印象深いのではないでしょうか。この作品の前に立ったとき、誰もが当時の思い出が脳裏をよぎるのではないでしょうか。嬉しかったことや楽しかったことだけでなく、悲しかったことや心残りなこと。ふと眺めればいつでも当時に戻ることができるような記憶の象徴のような作品です。
こちらは、はるはるさんの展示エリアからの抜粋。優しいタッチで、デジタル作品とは思えないような絵画的な雰囲気を感じさせる作品も展示されています。「風」「夕焼け」「空」といった誰もがイメージできるタイトルの作品を通して、人の心の中にあるノスタルジックな風景とリンクし、気づけば作品に寄り添うようにして鑑賞できてしまう。
淡い色調で描かれた風景の中にポツンと立つ人物は、どのような感情でそこにいるのか。画面は暗くないけれど他の人物や生き物は描かれず、山々の向こうは深い雲で覆われていてその先を見通すことはできない。どこか孤独感も感じさせますが、そこが魅力的な作品でもあります。
スペース内には作品をはじめ缶バッジやキーホルダーなどの物販や、来場された方が自由に描くことができるエリアも。お祝いのメッセージや作品に共感された方々からのメッセージで既にいっぱいに。記念に参加してみてくださいね♪
展示は本日までとなります。
ご来館お待ちしております。
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